今年度から、5歳児は月に1回「アートのじかん」がはじまります。
ART-KEY主宰者である臨床美術士の天沼操さんをおまねきしています。
「アートの時間」を取り入れるにあたり、職員も4月に天沼さんのアート教室に参加しました。
(写真:バナナのコラージュ)
「アートのじかん」で大切にしていることは五感を使って自分の感じたままに表現することです。
各月にテーマがあり、様々な画材を使って表現活動をしていきますが、表現するって楽しいなと子どもたちが感じてくれたらいいなと思っています。
今回は「オイルパステル」でグラニュー糖とお酢の味を表現しました。
砂糖やお酢をなめたりにおったりして、感じた色を選び、クロッキー帳に描いていきます。
太い線、力強い線、クロッキー帳いっぱいに塗ったり、丸をたくさん描いたり・・・
ひとりひとりが感じたままに自由に表現していました。
描きおわると、
「砂糖の甘いふわっとした感じがここにあらわれていますね」
「お酢のすっぱさを青でさわやかに表現していますね」
など具体的に、天沼さんが全員の作品の1つずつ紹介してくれます。
子どもたちは自分の描いた絵をほめてもらったことにとても嬉しそうでした。
こうして認められる経験が、表現の楽しさや子どもたちの自信につながっていくなと感じます。