後半は「す~と伸びたタケノコ、立体。~筍の観察。春の香りを感じて筍の量を感じてつくろう!~」というテーマで、自分の感じたタケノコを作りました。
まずはタケノコは何センチかなとメジャーではかったり、どんな風に生えているか写真をみたりします。
タケノコを触り、皮をむき、味見をしてから、新聞紙で形をつくりました。
丸くした新聞紙にタケノコも皮が巻いていたように新聞紙を何枚も巻きます。
どんどん巻いて先を雑巾を絞るようにぎゅっとしぼり、またさらに新聞紙を巻いてタケノコの大きさになるようにどんどん巻いていきます。
一つ一つの工程で、味、におい、手触りを感じ・・・五感をフル回転している子どもたち!
新聞紙のタケノコに色々な色の和紙を水のりで貼ります。
春の香りの色、タケノコの中身の色、味の色、皮の色など感じた色の和紙を重ねながら貼って仕上げていきました。みんな真剣そのもの!
大きさも、形も、色も、その子の感じたままの、個性豊かなタケノコができあがりました。
できあがった!という子どもたちの達成感ももちろん大事にしたいですが、できあがりだけでなく、表現するまでの過程のなかで、色々感じることがとても大切なのだなと、子どもたちの姿を見て感じます。