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モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い

内容紹介

不登校の高一男子が、久々の登校を目前に自殺した。かねてから学校の責任を追及していた母親は、校長を殺人罪で刑事告訴する。人権派弁護士、県会議員、マスコミも加勢しての執拗な追及に崩壊寸前まで追い込まれる高校。だが教師たちは真実を求め、ついに反撃に転じた――。どの学校にも起こり得る悪夢を描ききった戦慄のノンフィクション。

出版社からのコメント

モンスターペアレントという言葉はずいぶん広く使われるようになりました。
しかし、わたしたちは「教育現場の現実」をどのくらい知っているのでしょうか。
本書は、最悪の経過をたどり、長野県の教育史に深く刻まれることになった
「いじめ自殺事件」の真相を描ききるノンフィクションです。
校長が自殺した生徒の母親から殺人罪で起訴される、
という出来事はセンセーショナルで、大きく報じられました。
ところが、事件はそうした第一報からかけ離れた結末に至ります。
いったい何があったのか。
膨大な裁判資料を丹念にひもとき、当事者への取材を重ねる中で、
著者は「教育現場の現実」を目の当たりにします。
最近ではモンスターペアレントに対して提訴する教師も出てきましたが、
今回の事件のように、保護者から訴えられ、それに対して訴え返し、
なおかつ謝罪広告まで求めるという例はおそらく初めてではないでしょうか。
異様な事態に直面した教師たちの苦悩、そして毅然とした闘いぶりは、
いまなお最良のケーススタディとして大きな示唆に富むと確信しています。
Posted on 2019-03-17 | Category : 書籍紹介 | | Comments Closed
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