自己愛性人格障害の見分け方

自己愛性人格障害者は普通の顔をして、
市井の人々に交じって、普通の人と同じ社会に潜んでいます。
そして自分の利益になる人々を物色しているのです。

人格障害者に大切な時間と財産、そして心を委ねてはいけません。

被害に合わないためには、まず、
その人が自己愛性人格障害者であると気付かなくてはいけません。
そしてそれは容易なことではありません。

結婚した相手が自己愛性人格障害で、
酷いモラハラや暴力、ストーカー行為、
さらに離婚に応じようとしないといったケースがあります。
たいていの人は、結婚するまで相手がそうだと気付かなかいのです。
それくらい、普通の仮面を被って近付くのが人格障害者なのです。

むしろ、人格障害者は愛想良く、多弁に自己アピールし、
不自然なくらい丁寧に懐柔するが故に、
それと気付かずに浅い付き合いの内は、
つい受け入れてしまう事の方が多いのです。

そこで、以下に簡単な見分け方を紹介します。

【三回ルール】

自己愛性人格障害者と長く関わっていると、
その内、必ず「あれ?」と思う言動をしてきます。
「あれ?」と思うことだけでなく、
「あれれ?」と思うことも多々出てくるでしょう。

それが一度であるならば、こちらの勘違いかもしれない。
或いは向こうの勘違いかもしれない。
二度あったならば、運悪く、勘違いが続いただけかもしれない。
しかし、相手に対して三度、おかしいなと感じる事があったならば、
それは偶然ではありません。
自己愛性人格障害の可能性が大きいと思います。

三回ルールを念頭に置いておいてください。

【不自然なくらい相手を褒めてみる】

もうひとつ、ボクが有効だと思うのは、
相手を褒めて持ち上げてみることです。
それも不自然に大袈裟に褒めてみてください。
この不自然に、大袈裟に、というところがポイント。
例えば「人格障害者ウッキーさんて仕事もバリバリできてすごいわ~尊敬しちゃう」
普通の人だったら気恥ずかしくて謙遜するような場面でも、
人格障害者は満面の笑顔で応えてくれるはずです。
さらに他の人に~さんにこう言われちゃったわ~と自慢するでしょう。

【二人きりの時に他の人を褒めてみる】

今度は、誰もいないところで、二人きりの時に、
あえて他の人を褒めてみるといいかもしれません。

人格障害者は、 誰かが他人の事を褒めたり認めたりする発言をすると、
「でも、あの人は何々だけどね」と、必ずその人を否定する何かを付言します。
けして、「そうよねー」と同調することはない。

「優子ちゃんて可愛いよねー」
「高橋さんて、仕事できるよねー」
「原田主任ってカッコいいわよねー」

褒める内容は、このように他愛ないことで構わないので、 ぜひ試してみてください。
その他愛ないことですら、「でも~だからね」と否定するところに、
実に人格障害者らしさが出るはずです。