自己愛性人格障害(125) 自分がそうであるかのように装う
友人から、毎回更新を楽しみにしていると言われ、
なんだか調子に乗って、いろいろ想い出してネタを探してます。
当初の意図としては、記録として残したいと、
内容重視で、本数は少なくても濃厚に書こうと思っていたのですが、
更新をすることも大切だなと思い、 いろいろ試行錯誤しています。
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今回は、ボクの事を書く。
ボクは昭和47年生まれである。
両親と祖父母に長男として愛情を注がれ、
家庭は、特別に裕福ではなかったが、 かといって貧しくもなく、
他の友人と比べてコンプレックスを感じることはなかった。
特に婆ちゃんには可愛がってもらった。
「ボクの寿命を10年分、婆ちゃんにあげてください」と、
いつも街中で神社の前を通るたび、神様にお願いしている。
今年102歳だから、もう取られているかも(笑)
小学生時代の仲良かった友人の何人かは、
30年以上たった今でも、付き合いがある。
その中のひとりは、有名人になって、今でもテレビで見かける。
高校時代には生徒会長になったくらいだから、
皆に嫌われていたわけではなく、むしろ支持されていただろう。
先生からも信頼されていたし、ある意味、特別扱いされていた。
不良連中も、一目置いてくれていたように思う。
もちろんイジメとは無縁で、
する側でも、される側でもなかった。
大学時代は、弓道部に所属し、 授業に出ないで練習ばかりしていた。
「出席簿がまわってきたら俺の名前を書いといてくれ」と後輩に頼んでおいたら、
別の後輩が2~3人、こっちが頼んでもいないのに、
みな、気を利かせて、全員がボクの名前を書いたことがあった。
代筆がバレバレじゃないか(笑)
今となっては笑い話だが、仲間に恵まれていたなと思う。
最近は、毎年、海外旅行に行っている。
世界中に友人がいて、年に一度はどこかで会おうと話している。
フランス人の友人はストラスブールで、
そしてアメリカ人の友人はラスベガスで、
それぞれの結婚式で、ボクは見届け人として立ち会った。
それくらい、深い付き合いである。
そして社会人になってからは、
紆余曲折があったけれど、
自分で起業し、順調に軌道にのっている。
自分の本を出版したいという夢も、
自費出版ながら10数冊作った。
自分がそうありたい、そうしたい、という事、
夢や希望は大抵は実現させてきた。
もちろん、時にはセカンドベストの選択もあったけど。
結婚は遅かったけれど、
今は、嫁さんが可愛くて仕方ない。
後は子供を作るだけである。
今は、独身時代とは異なり、責任があるので、
毎月、嫁さんとボクの名義でそれぞれ積立をしている。
嫁さんはボクより10歳年下で、さらに女性の方が長生きなので、
ボクの死後20年、生活の心配のないように、
老後の生活費はキープしてある。
ボクは、自分の人生に何の不満もない。
そりゃあ多少は、あるけれど、
これ以上、望むのは贅沢だと思う。
*****
以上、あえて人格障害者ウッキーと対比するため、
ボクの人生の「明るい面だけ」を、
ちょっとワザとらしいキーワードと共に列挙した。
というのも、これらは、すべて、
人格障害者が望むもの、あるいは、
人格障害者に欠けているもの、あるいは、
人格障害者が虚言で述べることだからである。
愛情あふるる家庭
コンプレックス
有名人の友人
肩書き(生徒会長)
皆に嫌われていた
イジメ
深く長い付き合いの仲間
特別扱い
一目おかれる
仕事での成功
夢をかなえる
幸福なる結婚
責任感
これらは、自己愛性人格障害の特徴を知る人にとってはお馴染みの、
そのまんまのキーワードであることがわかる。
人格障害者ウッキーは、ボクの威を借りて、
さも自分がそうであるかのように装っていた。
過去の記事を読んでくれた人ならわかると思うが、
ボクの会社に自分も出資していると言ったり、
話したこともないボクの友人を、自分の友人だと言ったり、
他にもいろいろ理由があるのだが、
人格障害者ウッキーは、ボクになりたかったのである。
ちなみに、羨ましい他人の事を、さも自分の事のように語るのも、
自己愛性人格障害者の特徴だということだ。
コメント6件
元スネ夫 | 2013.05.15 13:12
自己愛が羨ましいと思うのは、結局持っているものなんですね。
それらに対する責任の重さやメンテナンスの大変さを考えたら、手放しで羨ましいと思えないはずです。
私が羨ましいと思ったのはここです。
>ボクは、自分の人生に何の不満もない。
そりゃあ多少は、あるけれど、
これ以上、望むのは贅沢だと思う。
ちなみに、私は人付き合いをほとんどしません。疲れてしまうので。
友達もいないし、成功しているわけではないけど、身軽で楽にできます。
やっぱり自分で選んだ生き方、自分に合った生き方で快適に過ごせることが幸せなのかなあと思います。
せんち | 2013.05.15 17:43
*** ぽんずさん、元スネ夫さん
これらは、あくまでボクの「明るい面だけ」です。
その辺、誤解のないようにお願いしますね~。
実際、今、ボクの両親は離婚の危機(笑)
というか離婚しなよと勧めています。
ボクだって、人をうらやむことはありますが、
かといって、その人と自分を混同させて吹聴したり、
さも自分がそうであるかのように語ったりしません。
うらやむことがあれば、努力してそうなるよう努めるだけです。
まこ | 2013.05.15 23:06
人の事って明るい面しか見えないですよね。
その一面だけを見て僻んだり羨んだりって
わたしも昔はしてましたが、年々薄れました。
種類は違えど誰にでも悩みはありますよね。
しかし、自己愛は。。。
完璧な人生で、人格、取り巻く環境など
全てにおいて優れていると言い切って
ダークな部分は一切ないって顔してる(笑)
ほんと些細なことから、驚くほど大口叩いたり
忙しい人種ですよね。
あの手の人って、精神的に疲れないんですかね。
コロコロ態度を変え、話を変え、
職場内の業務連絡すら
相手によって言う内容を変えて。
うちの職場ではみんなの話の食い違いが発覚し
怒り狂ったみんなで問い詰めたことがあるんです。
あ、人数少ないんで3人がみんな、に当たるんですがね(笑)
そしたら
全て私が悪いんです!!!!
本当にごめんなさい!!!!
貴方達のためにやったことが
こんな誤解を招くなんて。
って。
貴方達のためって(笑)
話が逸れてしまいましたが
最近は見てて痛々しくて哀れで。
この人疲れないのかなーって。
家に帰ってグッタリしないのかなーって。
うちの場合は特に一人暮らしだし。
自己愛のそこらへんの精神面の構造を知りたい。
またセンチさんの経験で分かった事があれば
是非教えていただきたいです!!
わたしも更新を楽しみにしている一人なので
無理なく頑張って下さいね!
せんち | 2013.05.16 15:44
*** まこさん
レスをしようと思ったら、
長くなったので、新たに項目を作って書きました♪
ぽんず | 2013.05.16 23:18
>人の事って明るい面しか見えないですよね。
仰る通りですね。
努力の部分って見えにくいので、目に見えるもので短絡的に判断してしまう。
自己愛みたいに「私、努力家なの!」なんて自分でアピールされたら逆に信用できませんが(笑)
思考がネガティブ&疑心暗鬼なので「人の明るい面しか見ないで羨む」ってよくやっちゃいます。
だめですねー。
ぽんず | 2013.05.15 11:38
せんちさん、それは自己愛でなくても羨ましいですよ(笑)
三輪さんじゃないけど、人には生まれ持ったオーラみたいなのがあると思うんですね。
私は幼少期から人が寄ってこないタイプでしたが、何もしなくても人が集まる人っていますよね。
今思えば、そもそも群れるのが苦手だったからかもしれません。特に学生時代にはいじめはなかったものの、グループ分けで残る子でした。
女子より男子の方が話しやすかった気がします。
だから、せんちさんみたいに交友関係が広い人って不思議なんですよねー。職場で親しくなってもプライベートで出かけることはないし、学生時代の同級生もクラスが変わればそこで終わりだったので、友人と呼べる人はいません。
なので、自己愛の寂しさの方が少し理解できます。が!人の人生を自分に投影はしませんよ?もちろん。それって自分で自分を否定していて、認めて欲しい自己愛の間逆の行動だと思うんですけどね。
自己愛は劣等感の塊だからなのかな。