自己愛性人格障害(190) 介護業界の構造的問題 その4
前3回の話の要旨は以下の3点である。
介護業界には人格障害者や問題のある人物が多くいる。
常に人手不足で、変な奴でも、ほぼ100%採用される。
離職率が高く、他で問題を起こした人格障害者が紛れ込む隙がある。
ちなみに2012年度の数字で、
介護業界への入職者が24万人に対し、離職者はなんと22万人。
これだけ人手不足が叫ばれ、国が対策を施しているにもかかわらず、
わずか2万人の増加にとどまっている。
前々回、労働人口との需給バランスが崩れていると書いたが、
要介護の高齢者の増加数や増加率と比べると、
需給バランスの極端な偏りは数字でも明らかなのである。
需要ばかりがあって供給が圧倒的に不足している。
それにしても驚くのは、入るのとほぼ同じだけ辞めているという事実である。
そして離職理由で最も多いのが「人間関係」である。
離職率が高く、その理由が人間関係であること。
これは社会性の欠落した人間が集っている事を示唆している。
介護の現場には、他であぶれた人間が集積している。
他の会社、他の業界では通用しないような、
社会性、協調性、一般常識と乖離した人種がふきだまっている。
その理由の一つが人手不足かつ高離職率であること、
希望すればほぼ100%で採用してもらえるという点である。
仕事がない奴は介護「でも」しろ、という事になる。
(続く)
Posted on 2014-07-05 | Category : ブログ | | 1 Comment »
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コメント1件
Comment
マムシ | 2014.07.06 7:24
入ってきた人数のほぼ同じ人数が辞めているとは驚きです。
「社会性の欠落した人間」「社会性、協調性、一般常識と乖離した人種」
ウチのマンションのキチガイ(人格障害者)がまさにそうですね。
今朝も5時過ぎからドタンバタン動き回り、掃除機をかける始末。
ルールもマナーも守れない人間なので、集合住宅に住んではいけない人種です。
一戸建てでも、近所とトラブルを引き起こすでしょうが(笑)