自己愛性人格障害(262) 記憶の改竄 その3
■ 明らかな嘘、後からどうせバレる嘘でも平気でつく。
■ それが嘘だとわかっている人にも、平気で嘘をつく。
前二回で述べたように、
普通の感覚では考えられないような、
上記のような状況でも平気で嘘をつく。
言われた方は唖然として二の句が告げなくなる。
そして言った言わないの話が多いのも、
このような虚言癖も、全て記憶の改竄に起因する気がする。
ナチスの宣伝担当ゲッペルスの言葉に、
「ウソも100回言えば真実になる」というのがある。
これは大衆を扇動するための意図的な方法論上の言葉である。
しかし人格障害者どもの嘘は、
嘘を重ねている内に、自分自身が騙される。
周囲は嘘だと知っているのに、
自分の中でのみ真実となっているように思える。
人格障害者どもに聞きたい。
自分で嘘を言ってる自覚があるのかと。
嘘とわかって言っているのか。
それとも本当のことだと信じ込んでいるのか。
繰り返しになるが、
それを嘘と知っている人にも嘘をつく。
嘘だとバレたら人格を疑われるので、普通は嘘をつかないし、
嘘をつくのには後ろめたさが伴う。
しかし人格障害者どもが、それでも嘘をつくというのは、
自分では嘘でないと思っているからなのか?
これは人格障害そのものの自覚があるかどうかにも繋がる問題である。
■ 明らかな嘘、後からどうせバレる嘘でも平気でつく。
■ それが嘘だとわかっている人にも、平気で嘘をつく。
こういうことが出来るのは、
記憶が改竄され嘘じゃないとマジで思っているのか。
あるいは嘘だとわかっていて、バレたらまずいと思いつつ、
それでもその場を逃げるために嘘を言わずにいられないのか。
心の中は人格障害者でなければわからない。
コメント2件
SARA | 2015.06.06 0:17
せんちさん、こんばんわ
しばらくロムさせて戴いてました
(流れが速くってついていけなかったのかも(^^;)
>■ 明らかな嘘、後からどうせバレる嘘でも平気でつく。
>■ それが嘘だとわかっている人にも、平気で嘘をつく。
そうです、そうです。
理由やその思考回路は私にはナゾで、理解不可能で、もうその気も失せていますが、
常人では出来ないそんな離れ業を難なくやってのけますね。
嘘と同じくらいの頻度で、常人が感じる「嫌がらせ」も、
何の悪意も後ろめたさも無いと思えるくらいに普通にやります。
もちろんターゲット限定です。なので余計にタチが悪いです。
(※ここからは、書籍紹介のコメント投稿が出来なかったので、
こちらで失礼いたします。)
「家族という病 (幻冬舎新書)」、読んでみたいな・・・と思いながら、
何故だか購入する気持ちになれず、悶々としていました。
結局購入せず・読まず・・・で、コメントするのもおこがましいのですが、
どうぞ ご容赦ください。
あ・・・、理由のひとつ、つまらないことですが、
出版元が「幻冬舎」というのは、「殉愛」繋がりだからか、
今の私には印象がいまひとつよろしくなかったかもです(苦笑(^^;)
書籍紹介と重なるかもしれませんが、「家族」という括りは本当に厄介です。
社会通念で、何かあった時の決まり文句は「血肉を分けた親兄弟だから」と諭され、
意を決した絶縁という最終手段も、「法律上、それは無いです。」と否定される。
それもこれも、「家族は特別な繋がり」と言う暗黙の了解があるからでしょうか。
夫婦関係の離縁は有りで、血縁は切るに切れないのか、
血縁関係であろうが、それ以前に人としてどうなんだと・・・、
私にとっては矛盾で不思議なことです。
もちろん、生まれ育った家族・家庭は自分の出発点で本来大事にしたいですが、
そこに人格障害者がいた場合、最悪生涯つき合わなければいけません。
相手か自分か、どちらかが亡くなるまで・・・と思うと、時に絶望的になります。
家族とか血縁とか、それが名目で外部も立ち入れなく、閉ざされた器の中で、
きれい事な社会通念の「家族の絆」と言う鍵で封印され もがいている人達、
このような書籍があるくらいですから、意外に多いのかもしれませんね。
k | 2015.05.05 21:05
前回のコメントでも書きましたが、自己愛には嘘をついた
とか理屈が成立しないという自覚はありません。
言い方を変えると、過剰な自己防衛を強いられた深層心理
が、表層心理に対して、どんな嘘でも屁理屈でも事実だと
「思い込ませる」んです。
なぜなら自分が攻撃されるからです。自己愛は攻撃される
ことに異常な恐怖心を持つため、何があっても攻撃される
ことのないよう振る舞います。理屈や論理は無関係です。
せんち氏の言葉を借りるなら、深層心理が表層心理の記憶
をリアルタイムで改竄するとでも言えばわかってもらえる
でしょうか。だから彼らには嘘をついたという記憶はない
のです。そもそも嘘をついたと思ってないんですから。