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自己愛性人格障害(295) 犯人の主張は正しい

相模原の障害者施設の事件に非常にショックを受けている。
動機や言動もさることながら、単純に19人という人数に驚いている。
戦前の津山30人殺しとか、そういう犯罪史に残る大量殺人ではないか。

少し前には老人介護施設で3人を投げ落として逮捕された男がいたが、
事件になっていないだけで、介護の現場では暴行、暴言の類は日常茶飯事であろう。

相模原の事件の犯人は、背中一面及び胸に広がるイレズミを施していた。
タトゥーといったお洒落なものではなく、ヤクザちっくな彫り物である。
さらに大麻や危険ドラッグの常習者である。

こういうヤツが、普通に書類選考、面接をパスして、普通に就職できる。
もちろん殺人まで犯したこの犯人は特殊な例だろうが、
介護業界には、その一歩手前の連中ならゴロゴロしているだろう。
実際にイレズミをしている介護従事者をボクも知っている。

ボクが書いた通りじゃないか。
自己愛性人格障害(186) 介護業界の構造的問題 その1

介護業界の構造的問題は、従事者が底辺である点である。
背中一面に彫り物があろうが、大麻や危険ドラッグをやっていようが採用される。
菊池直子のように全国指名手配の逃亡犯であろうが、偽名で採用される。
人格障害者ウッキーのように虚言癖や人格的におかしい奴であろうが採用される。

これは偶然ではなく、
他に行き場のない連中が、国の雇用対策で介護に流れ着いているのである。
まさに官民一体で作り上げた構造的欠陥であろう。

*****

誤解を招くかもしれないが、ボクの考えを書いておく。

犯人の男が動機として挙げていたように、
生きていても無意味どころか、
死んだ方が世の中のためになる連中というのは確実に存在する。
その点では、犯人の言っていることは正しい。

しかし、それは今回の被害者の方々ではなく、加害者みたいな連中の事である。

実際に今回の事件の加害者には、国家が法に基づいて、
死んだ方がいい、生きていてはいけないと判断するだろう。

Posted on 2016-07-31 | Category : ブログ | | 1 Comment »
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コメント1件

 Ponko | 2017.02.28 7:06

あ、これですこれです…加害者が自己愛性人格障害と診断されたと聞いて、こちらのサイトを思い出したんです。何も内容のないコメントですみません。責任、取れるのかなあ。

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