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自己愛性人格障害(313) 後遺症が最大の被害 その1

複数のテーマを並行して書いていく。
今回、ちょっと重い内容である。

ボクの嫁さんがレーシックの手術を受けて5年くらい経つ。
裸眼で世界を見られることが非常に快適で、
「なぜ、みんなしないの?」と言ってるくらいである。
しかし、嫁さんはたまたま上手くいっただけで、
手術としてはまだ技術的に安全が確立されたものではない。

角膜は一度施術するとけして再生しない。
レーシック手術に失敗すると、眼球に終始痛みが残り、頭痛に伝染し、
ずっと後遺症に悩まされることになるらしい。
「わずか10分の手術で一生が台無しになる」とのことである。
参考ブログ:かえでの日記

*****

ブログ「水と油 - モラハラ被害 現在進行形 –」の事を考えている。
このブログの著者shizukuさんは、夫のモラハラに耐えかねて息子と共に家を出る。
興味を持ってずっと読んでいたら更新が止まり、
しばらくして妹さんが登場し、「姉は自殺しました」との記述が。
ボクは思わず目を閉じた。気が遠くなった。

その後も、何度も繰り返し読んでいたのだが、
最近、一部を除き、過去の記事を大幅に削除してしまったようだ。
自分で保存しておけばよかった。
shizukuさんの妹さん、これを読んでいたら、連絡が欲しいです。

「水と油」のshizukuさんは、モラハラ夫から離れ、
新たにアパートを契約し家を出たのである。
せっかく離れたのに、離れた後に自殺してしまった。
離れた後に、である。

*****

shizukuさんは、どうしてモラハラ夫と別れた後に自殺したのか。
モラハラを受けている時ではなく、モラハラだと気付いた時でもなく、
モラハラ夫から脱出してから自殺したのである。
これからの新しい生活に希望を持って脱出したのではなかったのだろうか。

残念ながらボクにはshizukuさんの気持ちがよくわかる。
これは渦中にいる時は気付かないに共通する感情でもある。
人格障害の被害は、渦中にある時は気付かない、
ボクの場合は離れた後に、あれは人格障害だったんだと気付いたが、
被害者の多くは、人格障害だと気付いた時には既に被害が拡大している。
そこから新たな苦しみが始まるのではないか。

人格障害と気付いてから、人格障害と離れてから、
そこからの後遺症が大きい気がするのである。
だから皆さんは、このブログを読んでいるのだろうし、
ボクもこうしてブログを書いているのだろう。

これを認めるのは人格障害者どもの狙いが的中したことになるので、
非常に抵抗あるのだが、後遺症が最大の被害であると思うのである。

(続く)

 

 

 

Posted on 2016-11-22 | Category : ブログ | | 25 Comments »
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コメント25件

 shingario | 2016.11.22 9:59

自ら命を絶ってしまったとは。

その一方、自己愛はのうのうと生きて、そして悲劇のヒロイン(ヒーロー)ぶるんでしょうね。

世の中の出来事、全てを自分を飾る栄養にするバケモノたち。

 まな | 2016.11.23 18:25

せんちさん

お久しぶりです。
またおじゃましてしまいました。

>人格障害と気付いてから、人格障害と離れてから、
そこからの後遺症が大きい気がするのである。
だから皆さんは、このブログを読んでいるのだろうし、
ボクもこうしてブログを書いているのだろう。

あー、もう、いたたまれない記事ですね。

わたしはこのブログにお邪魔してから、かれこれ3年です。
わたしの場合は同僚が自己愛で、しかし仲良しでした(笑 なんで?。。。)「この人、病気だ!」と感じた瞬間があって、それを機に一切無視したら、いろーんなことが起こりました。
で、後から他の同僚に、「あの人は 自己愛人性格障害だと思う」と言われ、納得しました。

という経験を今でも忘れられません。
これが、嫌ですねぇ。ふぅ。

 水彩色鉛筆 | 2016.11.24 6:59

せんちさん、こんにちは。
自己愛と出会う→職場でも生活の場でも
現実すぐに逃げることは出来ないですよね(^_^;)
私は職場で自己愛性人格障害の人間と2年関わり
はなれてから3年経ちますがいまだに
苦しいです。その苦しさ、うまく言葉に出来ない(T^T)
①あからさまな嘘
②周囲が信じてくれない
③自己愛からは「水彩色鉛筆」にいじめられている
 …50代のオッサンだったのに朝ドラのヒロイン
のようなセリフばかりでびっくりした覚えが。

今回のテーマは特に関心があります。
長文失礼。

 baubau | 2016.11.24 8:03

せんちさん、お久しぶりです。
久しぶりにブログを拝見したら、後遺症のテーマだったので返信してしまいました。
私の自己愛が今年いっぱいで退職することになったのです。
やっと解放されると喜んでいたのですが…
自己愛がいなくなった後のことが気になっています。
水と油のブログはせんちさんが前に紹介していただいた時に少し拝見しました。
ブログを書いていた方の自殺、その後の自己愛夫の言葉など、読んで身震いしたのを覚えています。
私は自己愛を殺したい衝動にかられてしまっていましたが、今後もそのような記憶に悩まされるのでしょうか…

 奈良子 | 2016.11.24 11:57

皆さんのコメントを読んで、思わず書き込みしました。
私もこのテーマ興味とてもあります。

私も離れて結構な時間が経って、記憶が薄れてきたなーという頃に、あれやこれやを思い出し、腹立てたり異様に落ち込んだりの繰り返しです。
ここ一週間くらいまた波がやって来て、しんどいです。

shingarioさん
>悲劇のヒロイン(ヒーロー)ぶるんでしょうね

まさしく!宇宙一可哀想な人ですからね。

まなさん
>わたしの場合は同僚が自己愛で、しかし仲良しでした(笑 なんで?。。。)

私も全く同じ状況でした。ホント、なんで?です!
さっき本屋で「信じる者はダマされる」という題名の本を見て、「あの頃の私に教えてやりたい」と思いました(笑)。

水彩色鉛筆さん
>…50代のオッサンだったのに朝ドラのヒロイン
のようなセリフばかりでびっくりした覚えが。

うちのも還暦近い女性でしたが、小学生か!って思うようなセリフ吐くので、口ぽっかーんでした。
今も会社の権力ある人に「私、いじめられてます(=こんなに私、可哀想)!」って言ってるそうです。

baubauさん
>私の自己愛が今年いっぱいで退職することになったのです。

以前コメントでお話をさせていただいたので、どうしていらっしゃるのかなーと思ってました。
すごい羨ましいです!
とはいえあと1か月くらいありますので、なんとかうまく自己愛をかわして過ごしたいですね。

 笛吹き | 2016.11.24 16:16

せんち さま

今回のテーマについて私もとても関心があります。

以前にも書きましたが、亡くなった私の父は人格障害者でした
母も私も渦中にいるときは父に違和感を持っても人格障害だとは気が付かず生きてきました。
父が人格障害だと分かったのは、今私の近くにいて私をターゲットにしている自己愛について扉が開いた後でした。

母は人格障害者に嫁ぎ亡くなるまで長年にわたって苦しめられてきたのです。
父に人格を否定され、何をやってもお前はダメな人間だといわれ続け、少しでも言い返せば怒鳴り散らし「死んでやる」と脅され恐怖で家族を支配しました。
父の言動はまさに自己愛モラハラ、神経を逆なでするようなことばかりを好んでやっている様でした。
私はそんな父が大嫌いで結婚と同時に家を出ました。これで逃げられる。そう思いました。
母のことが気になりながらも時々実家に行って、母の話を聞いてあげるくらいしか私には出来ませんでした。

そんな父も高齢になり脳梗塞で入院、介護施設で暮らすことになり母が解放されたとき、私はやっと母にも穏やかな時間が訪れると思っていました。しかし現実は違いました。

長年に亘って人格を否定され続け奴隷のような扱いを受け洗脳されてきた母が一人になったとき 母自身、どうして生きて行って良いのかを見失ったかのようでした。
母のことが気になりながらも父の方に手がかかり、母に寄り添ってあげることが出来ませんでした。
そんな中、父が急変し亡くなり、父が亡くなった日の夜、母も倒れ亡くなりました。

私は母を救うことができませんでした。
もっと早く人格障害について知っていればもっと違った対応ができたのではないか…
もっと母に寄り添えばよかったと悔やまれてなりません。

私自身今、自己愛の被害に遭っていて自分を保つのが難しいときがあります。
こんなこと思ってはいけないのでしょうが正直、自己愛なんか早く死んでくれればいいのにと思っています。この世から居なくならないと新たな被害がどんどん増えるから。
でも、死んだとしても自己愛は負の遺産を確実に残します

 baubau | 2016.11.24 20:49

皆さんのコメントを拝見して、自己愛の被害は存在が無くなっても被害は無くならないと思いました。
ずいぶん前に奈良子さんとお話しさせていただき、救われたのを覚えています。奈良子さんコメントをありがとうございます。
奈良子さんも今もなお苦しい思いをしているのですね…私も自己愛がまだ1ヶ月はいるので油断は出来ないですが、まだ何かをやらかしてくれそうです。ただ何も言わずに辞めるとは到底考えられないので注意です。

笛吹きさんのコメント
「私自身今、自己愛の被害に遭っていて自分を保つのが難しいときがあります。
こんなこと思ってはいけないのでしょうが正直、自己愛なんか早く死んでくれればいいのにと思っています。この世から居なくならないと新たな被害がどんどん増えるから。
でも、死んだとしても自己愛は負の遺産を確実に残します。」
この言葉に本当に納得します。
これこそ自己愛に会ってからの私そのものです。きっと自己愛に会う前の私には戻れないでしょう。人に会うたび、自己愛かどうか探らなければいけなくなりました。

 笛吹き | 2016.11.25 11:01

baubauさま

コメントありがとうございまず
分かってくださる方がここには居ると思うと救われます。

私も自己愛と離れることが出来た時、自分はどうなるのだろうかという不安があります。

自己愛が側に居る時は常に監視されている緊張感があり、モラハラ、嫌がらせから自分を守らなければなりません
自己愛が居なくなればそれからは解放されますがそれで終わりでなないと思っています。

上手く言葉にできませんが、自己愛から離れることが出来たときこそどうかご自分を大切になさってください

 犠牲者アリス | 2016.11.25 16:03

ずーっと、まぁ、私の日記かしら?と思いながら読んでおります。

私も後遺症に苦しんでます。本当、カウンセリング受けた方がいいのかな。。

まず、配偶者が人格障害だった場合、渦中にいるから気付けないし、運良く気付けた(私の場合、ヤツがさらに私を苦しめようとしてきたことで、幸運にも私の目が覚めた)としても、次の段階が待っています。

ヤツらは外ヅラがいいので、離婚したいというと、まずは私が悪者になる。
散々でした。二度と思い出したくない。離婚する理由をあそこまで一生懸命に訴えてるのに、相手は半信半疑だったり、私に落ち度があるとか、まさかあの人がそんなことするの?とか。被害者が全く信じてもらえない状態。

離婚できた今も、親や親戚とかは、あいつ(私)言ったらきかないから、みたいに思われて諦めて容認してるんだろうなって思ってます。
その証拠に、他の人(身内以外)からは言ってもらえた「そんな人と別れて正解!」なんて、身内からは一言も聞きませんでした。

次に来るのが厄介な後遺症。今、これをどうしようか考え中です。
人の言葉(特に思いやりの言葉を…)を信用できなくなっています。
何か裏があるのではないかと考えてしまいます。それは、その人がいい思いをするためなんじゃないかと。悲しいですよ…。信じたいのに…。

そもそもなぜこうなった?と考えると、親にたどり着くんですよね。その両親に育てられて格好の餌食が完成。人格障害に目をつけられる、という構成。

愛されたいのに自分は自信喪失してるし、自信喪失してるってわかっていてもなす術がない。
自信喪失した状態で愛を求めると、その重さゆえに愛が築けない。
親の愛を感じれなかった上に、これからも愛を得られず、人格障害に目をつけられる……。
生きている意味とか考えちゃいます。

 たぬ | 2016.11.26 1:46

せんちさんの今回のテーマを読んで自分の症状が「後遺症だ」と気がつきました。
まさに今、後遺症に悩んでいます。
15年間交流があった自己愛ママ友と絶縁して半年たちました。
絶縁してからも「こんな時は自己愛ママ友はこう言うだろう」「こんな言い訳をすだろう」「こんな自慢をするだろう」と毎日、常に頭の中で会話のシミュレーションをしてしまい、想像してしまいます。
自己愛ママ友の事が頭から離れません。

自己愛ママ友と絶縁した事を一応理解してくれて「たぬさんと一緒にいる。」と言ってくれた友人がいます。
その人と立ち話している所を自己愛ママ友に見られた時、鬼の形相で睨まれ、後で友人は何かを言われたらしく怯えて「たぬさんとの付き合いをどうしよう」と悩んでいるそうです。
仲良くしてくれていた別の友人も急にメールの返信がこなくなりました。

じわじわと自己愛ママ友の攻撃を実感しています。
こんなに嫌な思いをするなら、あのままご機嫌をとって我満して付き合っていた方が良かったのかとまで…
なんで知り合ってしまったんだろう。

せんちさんが書かれていた
〉人格障害者ウッキーがいなければ何事も起きなかった、皆、普通に日常的に過ごし、日々は過ぎていったはずという点である。

この部分本当にそう思います。

知り合わなかったら別の友人関係が作れて普通に暮らしていたのかもしれないと悲しくなります。

近所に住んでいて子供の学校もしばらく一緒なので まだまだ顔をあわせる機会があります。

 せんち | 2016.11.26 2:58

まなさん。
本当に、いたたまれないですね。

皆さん、関心高いテーマで期待されているようですが、
ボクに気の利いたことが書けるかどうか。。。

 水彩色鉛筆 | 2016.11.26 7:51

せんちさん、このブログがあること
だけで嬉しいです。

私は介護士でした。
人手不足で困っているとき
①介護福祉士
②経験は3年以上
③前の職場では介護主任だったという
50代男性が来ました。
皆、大喜びで歓迎しましたが
50代男性と関わった認知症利用者に怪我が
多いことに気づきました。
上司が個室で聞いたところ
介護ミスで怪我をさせた
叱責されるのが嫌で報告しなかった
①~③全部嘘。
…周囲の目も当然変わると思うのですが
その時前述した朝ドラのヒロインの
ような「いじめられても自分は負けない」
という台詞が50代男性から出たので
本当にビックリしました。
いじめっていうか…。

「ノロウイルスを足で踏んで殺菌」
と平気で言うほど知識のない人でした。
関わってから不眠、胃腸の不調が続き
自治体の無料カウンセリングを受けました。
いまだに似た体型の人とかみると
苦しくなります。皆さんのご苦労
頷きながら読んでいます。

 笛吹き | 2016.11.28 9:50

>そもそもなぜこうなった?と考えると、親にたどり着くんですよね。その両親に育てられて格好の餌食が完成。人格障害に目をつけられる、という構成。
>親の愛を感じれなかった上に、これからも愛を得られず、人格障害に目をつけられる……。

これは本当にそうだと思います。今の私がそうだから…
でも渦中に居るときは気が付かない。
生まれた時からずっと自己愛の支配下にあり、自己愛の餌に作りあげられ、別の自己愛の餌になる。

扉が開く前は後遺症ですら自分が悪いのではないかと思い自分を責め追い込んでいた時期がありました。
扉が開いてからはいろいろなことがわかり見えてきて
少しは冷静に判断できるようになってきたと思っていますが

自己愛被害の後遺症は重く辛く苦しいものです。

  | 2016.11.28 17:33

自己愛と対立して一番印象的だったのが、周りの人間が口を揃えて…

「何でiœさんと自己愛さんは喧嘩してるの?長い付き合いなのに、2人が仲悪いなんて寂しいよ〜。」

…と言う事ですね。

こちらは自己愛の気持ち悪い言動に愛想をつかして距離を置いたら、自己愛が悪口広めてきたからそれに対して怒ってるだけなんですが…

周りから見たら、普通に喧嘩してるみたいに見えてしまう事ですね。

これは、日本とK国やC国の関係にも似てると思います。

単にK国やC国が日本に嫌がらせしてきてるから、それをやめろと言ってるだけなのに、周りの国は「おいおいお互い落ち着けよ!」みたいに同レベルに見られてしまう点。

ただ、周りに誤解されてでも抵抗しないと、余計にエスカレートしてしまうのが悲しいトコなんですけどね(^_^;)

自分は前にも述べた通り、最低限の自分を守る為の「抑止力」は必要だと考えています。

自己愛が暴言で来るならばそこから身を守るだけのトーク力、暴力で来るならばそこから身を守るだけの腕力…そしてそれによって被害者ヅラしてきたら化けの皮を剥ぐ能力!

それが「抑止力」!!
要は集団的自衛権の個人バージョンですね。

決して自己愛を「痛めつける為」ではなく、飽くまで自己愛からの「嫌がらせをエスカレートさせない為」であり、自己愛から「自分の身を守る為」なんです。

いじめられっ子の親が毎日泣かされて帰ってくる我が子に、「やられてもいいからやり返せ!」ってゲキを飛ばすでしょ?それもイジメをエスカレートさせない為の抑止力です。

もちろん話し合いだけで平和に解決出来るならばそれに越した事はありません。けどそれが無理なのは、ここを読んでる皆さんが一番理解していると思います。

けど…

国どうしでは逃げる事は出来ませんが、人どうしならば逃げる事が出来ますからね…

誰もが自己愛と口喧嘩や喧嘩が出来るワケではありませんし、もう無理だと思ったら、共通の知り合いも含めて全部断ち切って、一目散に逃げる事が大事だと思います。

恥ずかしい事ではありません。山中で熊に遭遇したら逃げるでしょ?それと一緒です。熊なんて銃を持ってる人間が戦えばいいのですから。

たとえ周りに勘違いされても、逃げなければならない。あるいは闘わなければならない。
話し合えばわかるなんて概念が通じない。
そう言う人間が世の中にいるんです。

 匿名の母 | 2016.11.29 4:40

初めて投稿します。在米です。自己愛の義母に苦しんで16年です。夫はもっと長く苦しんでいます。そして彼も洗脳からは自由になれません。家族のため、自分の命のため、一切関わらないように生活しています。

”shizukuさんは、どうしてモラハラ夫と別れた後に自殺したのか。
これは私の考えていることなのですが、子供が原因ではないでしょうか。これから幸せになるというのは幻想で、”既に被害が拡大している”といのは子供の中にもうそれはあるのではないでしょうか。母親としては生きてはいけません。子供に言われるのですから。絶望です。子供と離れるか死ぬかの選択しかありません。子供の洗脳の方がはるかに簡単です。そしてそれは酷い結果を生み出します。他人と縁を切るのはある意味可能です。推測ですが、被害の原因は連鎖ではないでしょうか。

ドラマの代償に関してのご意見、お待ちしております。

 せんち | 2016.11.29 7:07

*** 水彩色鉛筆さん
虚偽の経歴はバレないとでも思ったのでしょうか。
それに経歴や肩書がいくらあっても、
重要なのは仕事が出来るかどうか、この1点に尽きます。
嘘をついて、嘘がバレて白い目で見られると、今度はいじめられている。。。
どこまでいっても被害者意識ばかりが肥大化してどうしようもないですね。

*** 匿名の母さん
アメリカからコメントいただき恐縮です。
人格障害は人間に生じるもので国籍問わず、
おそらく嘘、言い訳、責任逃れの手口は万国共通なのではないでしょうか。
まるで示し合わせたかのように。。。

ボクなりの考えではshizukuさんは、やはり自身の心の問題で自殺したという点です。
今は削除された記事で、一緒に家を出ると子供に告げた時、
モラハラ夫に悪口を吹き込まれていた子供の反応に手をあげそうになったとありました。
ですので、もちろん子供も要素のひとつではあると思います。
今、どのように書こうか思案中です。

 チェンミン | 2016.11.29 12:14

後遺症がテーマになってとても楽しみにしています。
こう書くとせんちさんのハードルが上がってしまうかもですねw

ごめんなさい。また長いです。

トラウマ、PTSD、フラッシュバック・・・色々な言い方があると思います。専門ではないのでこれらが全部同一の物かは知りませんが、後遺症とはこのようなものなのでしょうか。

PTSDという言葉を広めたのは、ベトナム戦争だったと記憶しています。帰還兵が後遺症に苛まれているのですがそこに自殺もあるそうです。
帰還兵の脳を調べると、うろ覚えですが死ぬほどのストレス(この場合戦闘状態)に遭った時に分泌されるはずのノルアドレナリンが、期間後の平時でも分泌されている状態だそうです。
憶測でしかありませんが、長期の辛いストレスに晒された人は穏やかな雰囲気にどこか違和感を感じたりしイライラしたりするのかもしれませんね。
shizukuさんの自殺の原因も、この辺りにあるのかもしれませんね。

自己愛と接していると、平穏な空気を常にかき乱すという癖がある事に気づきます。
態々トラブルの種を持ってくるとでもいいましょうか。

一つの仮説ですが、彼らは幼少時代を通じ常に強いストレスに長年晒され続け常にノルアドレナリンが分泌されているのが常態化しており、そんな人が恋人なり配偶者なりを作ると、二人でまったりした空気などが耐えられずに攻撃的になる。と。
彼ら自己愛の育った環境は、常に心と環境がジャミングした騒々しい環境であったが為に、当人にとっては新しい環境の平静な空気が耐えられず、態々トラブルの種を持ってきては混乱を巻き起こす。そして彼らはそこに安心感を見出す。が決して当人にも周囲にも健全な安心感ではないが。という状態。

そんな連中に引っかかった我々被害者、この場では特にブログ主のshizukuさんなどは、ベトナム帰還兵と同じように、長年配偶者からの強いストレスにさらされ続け、心が常に戦闘状態(ノルアドレナリン放出状態)のまま、意志は脱出を選びやっと心の平静と保てるとおもいきや、その後もノルアドレナリンが放出を続け、どこかで平常ではない自分に違和感を感じ(こんな攻撃的な自分が実は自己愛なんじゃないか?的な)悩んだのではないでしょうか?

自己愛が感染するというのもこの辺りなんじゃないかと推測しています。

なお、ちょっと話は離れますが私は、たぬさんの

>こんな時は自己愛ママ友はこう言うだろう」「こんな
>言い訳をすだろう」「こんな自慢をするだろう」と毎
>日、常に頭の中で会話のシミュレーションをしてしま
>い、想像してしまいます。
>自己愛ママ友の事が頭から離れません。

この脳内シミュレーションは本当に私自身を悩ませています。
配偶者が自己愛(どうやら境界例が顕著に出ていたかもしれないので、以下人格障害)だった訳ですので、離婚成立後の敗者復活戦に影を落としています。
一応この1年で1人だけ付き合った女性がいましたが、この脳内シミュレーションが頭を支配し、こちらからの要求や要望(今度何処何処でデートしよう程度の物)は殆ど言えずに関係は終わりました。

人格障害者から常に10何年(付き合っているのも入れたら20年)も何かとちょっとした言動でも悪意に捉えられ、私が加害者だと言い続けられて来た訳ですから、私のちょっとした言動が相手女性を傷つけてしまうかもしれないと思うと、デート中に不意に会話で私が出した言葉でも傷つけやしなかったろうか?と帰宅後大変な不安に襲われ、動悸息切れ心臓の痛み吐き気が続くのです。こんなのが半年続きました。

私は離婚成立後しばらくは恋愛を他人事のように思って酒をかっくらって気楽に生きていたのですが、加齢とと共に人に愛されたくなりいざ活動を始めるとコレが後遺症なんだと改めて実感したんですね。
もう頭に癖がついているんです。おそらく認知の歪みというヤツです。

カウンセラーさんには「チャレンジャーですね。実はほとんどの方はもう土俵に上がろうとしないんですよね。」って褒められましたが、いやいや、実はいま、ちょっと土俵を降りようと思案中です。
なんせ、もしかしたら私が自己愛なのかもしれないのですから。自己愛でなくとも、もしかしたらもう感染っているのかもしれない。そんなことを思うと相手をしてくれるかもしれない女性の事を慮り、傷をつけるくらいなら最初から避けた方がいいのかも。と思ってしまうのです。

 せんち | 2016.11.29 12:30

*** チェンミンさん
ハードル上がるわぁ(笑)

なるほど、精神に打撃を受けた後遺症は、
ベトナム戦争の帰還兵に例えるとわかる気がします。
うん、これはすごいヒントです。

なんか、手が届きそう。

 はなこ | 2016.11.30 5:52

>脳内シミュレーション

・・・これには、私もずっと悩まされています。 後遺症の最たるもののひとつですね。
どこかで読んだのですが、回復には 被害者がいたぶられていた期間の倍の時間が必要とか...うろ覚えなのでちょっと不確かですけれど、もし本当にそうだとしたら、気が遠くなりそうです。

エナジーバンパイアという言葉がありますね。 バンパイアってのは人の血を吸うもののことですけれど、エナジーバンパイアってのは、他人のエネルギーを吸い取って生きている人のこと。書籍もいくつか出てるようです。  人格障害者・・・自己愛性であれ、境界性であれ、演技性であれ・・・は、間違いなくエナジーバンパイアに属する生物だと思います。とにかく周囲のまともな人間は 元気も生きる気力も奪われていってしまうのですから。 長く接すれば接するほど、被害は深刻になり、物理的に逃げ切っても、後遺症に苦しむ時間も長くなると思います。

私の場合は、2012年に逃げてから、(同じ業界に居るので、地球の果てまで逃げているような状態にはなれませんが、協会というか業界連盟の地域支部からは脱退して、その支部の人たちともまとめて縁を切り、昨年、ようやく申請が通って、わずかな有志とともに新しい支部を立ち上げ、ある程度の安全を確保しました。)、ずっと今日に至るまで、人格障害者とその手下たちに監視され続けています。 私の一挙一動が、今も人格障害者に報告されているようです。 気持ち悪いのですが、結局、離れたらそれでおしまい、万々歳というわけにはいかなくて、戦いはずっと続くのだと思います。(後半は、自分との戦いが中心となるようですが。)

とにかく後遺症を最小限にとどめるためには、一刻も早く離れることしかないのでしょう。離れるのが一日遅れれば、後遺症に苦しむ期間が2日伸びることになるので。

今朝、あるコンサルタントの方のブログでサイキックバンパイヤというのを見つけました。エナジーバンパイアと同義のようですが、アドバイスが優しく書かれていたので、ここに引用させていただきます。ちょっとスピリチュアルめいているので、「(ネガティブな)カルマ」は「不幸(の種)」とでも読み替えてくださればいいんじゃないかと思います。 業(ごう)のほうがしっくりくる方はそれでもいい、いや、そのほうがカルマには近いでしょう。 もちろん、「サイキックバンパイヤ」のほうは、「自己愛性人格障害者」と、読み替えても、あるいはまた 自分が対峙している困った個人の名前に直接置き換えて読んでいただいても、アドバイスの本質には何ら影響しないと思います。

【サイキックバンパイヤ】

関心を集めて

他者のエネルギーを 効率よく奪う事が目的なので

関わらない事が重要。

他者の言葉や態度を

勝手に卑屈な意味に湾曲したり

決めつけや憶測に囚われて反応しては

アレヤコレヤと一方的に絡むの。

ネガティヴなエネルギーと言動を駆使して

相手に絡んでは鬱憤ばらしをしてるの。

憂さ晴らしをして

エネルギーを吸い取っているの。

だから

被害者意識の強い人は

いつも戦ってるし

いつも不満で元気一杯。

誰かに 絡みたいし、

誰かと 争いたいし、

誰かに 因縁つけていたいの。

誰かに 絡む事自体が目的なの。

親がどーとか 過去がどーとか

被害者意識に囚われて

アレヤコレヤと言っていても

文句や 不満ばかり言って

ちっとも自分は 変わろうとはしないのは

話しに 辻褄が合わないのは

相手を ネガティヴコントロールする 事自体が目的だから。

都合よく同情されたい

都合よく八つ当たりしたい

被害者ポジション使って

ネガティヴコントロールしたいだけだからなの。

サイキックバンパイヤは

周りの人からエネルギー吸い取るか

サンドバッグにする事が目的だから

悩んでるふりしていても

自分からは変わろうとはしないし

アレヤコレヤと言って

被害者意識を満たしていたいの。

だからね

サイキックバンパイヤには

一切相手してはダメ。

サイキックバンパイヤを 助けてあげられるんじゃないか?

なんて親切心から接しても

クドクドと絡まれて

エネルギーを吸い取られるか

もしくはサンドバッグにされるだけ

サイキックバンパイヤは

心の奥に恨みや怒りを燃やしている人。

相手を変え

手口を変えて

サンドバッグを探してるの。

自分の ネガティヴな欲求を満たす為に

相手の気持ちを ネガティヴにしたいだけだから。

ネガティヴにしたり

鬱憤ぶつけて振り回したいだけ だから。

深い部分に

怒りや恨みを抱いている闇堕ちした状態なの。

サイキックバンパイヤ

エネルギーストーカーには

会話が通じると思ってはダメなの。

やり方を変えて尽くせば

善意が通じると思ってはダメなの。

親子でも

恋人でも

友達でも

被害者意識の強い人は

身近な人や親切な人にほど

サイキックバンパイヤをしてしまうの。

愛を信じていないから

人を信じていないから

目の前の人を 悪者に仕立てたいの。

大切なことは

【犠牲者になってあげない】

ということ。

それ以上その人に

カルマを積ませない為にも

次にあなた自身が

闇堕ちしてしまわない為にも

ネガティヴな

相手から離れてあげることが

とても大切なの。

変えてあげられるかも

と思うこと自体がカルマの罠なの。

自分まで

ネガティヴなカルマを作って

闇堕ちしてしまう前に

身体的にも

エネルギー的にも

離れてね。

サイキックバンパイヤも

奪いやすそうな相手を無意識で 選んでるの

自分にとって

サイキックバンパイヤだと

すぐに感じたら逃げてね。

あなたが関わるべきは

サイキックバンパイヤではなく

共にいて

幸福に感じられる人であり

より幸福になろうとしている人。

優しいあなたを

愛してリスペクトしてくれる人。

あなたを

大切にしてね。

 レモングラス | 2016.11.30 16:52

せんちさん、みなさんお久しぶりです。

私は自己愛と離れてから、またうつが酷くなり休職しました。
私は自己愛を心の中で責め続けた結果、その対象者がいなくなった後も色んな事が悪く見えてしまい、他の人の悪い所を挙げて愚痴るようになってました。そして自己嫌悪に陥り、うつ状態再発・・・

そして一旦休職。現在また復職訓練をしています。
被害にあってた時は、相手を知らなくては・・・という想いから、せんちさんのブログを見に来てましたが、休職してからはからはもう考えたくないという意識が働いて、ブログを見に来る頻度が少なくなりました。

と、ここまで書いてチェンミンさんのコメントを見ました。
わかりやすい!
被害者って似た気持ち(後遺症?)になるんですね・・・

 奈良子 | 2016.11.30 17:24

たびたびコメントすみません・・・。
こちらのコメントを読み、他の方々も色々悩んでいらっしゃるんだとしみじみ思いました。

どちらかというと、自分は性格的にしつこいところがあるので、それでこんなにぐるぐるしてしまうのかと思っていましたが、それだけではないのかなと。

>脳内シミュレーション

私もします。
狭い業界で働いているので、今は自己愛と職場は違いますが、ふと奴の噂を耳にした時なんかに。
相手の表情までもありありと浮かんで来ますし、こういう時はこう言うだろうとあれこれ考えたり。

最近は自己愛の取り巻きに対しても、あなたたちがヨイショするから自己愛が調子乗るんじゃん!とイライラして来ます。
取り巻きも仕方なくやってるのかもしれませんが。

そんなこんなで、いつまで経っても私にとって自己愛は、どーでも良い人になってくれません。
しんどいです・・・。

ところではなこさんの【サイキックバンパイヤ】何度も読んでます。
本当にその通り!
一緒にいると本当に疲れます。
何回も同じ話をしなくてはいけなかったですし、話しても話してもイライラさせられます。
絶対まともに相手にはしてはいけませんね。

 野次馬 | 2016.12.08 16:18

はじめまして。

これまで多くの記事を書いておられますが、
すごいですね。

自己愛性に限らず、
パーソナリティ障害の被害を受けてしまった場合、
後々そのことを頭で整理したりするのは
かなりエネルギーを使うのではと思います。
しかし、整理ないように気にしないでおく事もなかなか難しいでしょう。

このようなジレンマに襲われるように思います。

ましてや、他人が読むような文章に数多くまとめるというのは、
恐ろしいほどの労力がかかるのでは・・・と思います。

何よりもその点において、
感銘を受けました。

 せんち | 2016.12.14 5:53

*** 野次馬さん
いえいえ、ワシ自身、かなり楽しんで書いてますよ。
人格障害という存在に気付いてから世の中の見え方が変わりました。

 あいうえお | 2016.12.14 18:45

ウッキーはモラハラというより個性的な感じですものね。おもしろいです。60歳になってもいじめを主張だのライブハウス往復三時間だの。ついでにデコポンのレジェンド?マムシさんも
ただターゲットが病んでしまったモラハラ系のは笑えない。。。

 ハニトニ | 2017.03.09 21:57

我が家の隣の敷地にあるアパートに住むキチ嫁をなんとかして欲しいとアパート大家と調停中なのですが、全く解決の糸口がありません。
しかしこちらのブログにたどり着き、キチ嫁が人格障害だと私達家族の中で断定できた事で、問題解決に至らならなくても私達家族のモヤモヤ感に光が差し込み、気が楽になりました。
それにしても人格障害の人の思考回路、言動、行動がこんなにも似ているとは本当に驚きました。

キチ嫁の頭の中では私達家族の方がいちゃもんつけてきた悪い人達、弱い者いじめをする酷い人達という事になっており、大家も外面が良くオスカーものの演技力で嘘をつき同情までかっているキチ嫁を疑っておらず、証拠もある私達の話でさえ嘘にされてしまい、話は平行線、これから裁判まで話を持ち込んでもムダだと思えるようになり感謝です。
それにしても人格障害の人はどうしてあんなな嘘をつくのか、つけるのかと思います。

あちらのご主人はキチ嫁に虐げられているにも関わらず自分の奥さんが人格障害だなんて思ってもいない感じです。だから次々お子さんもできるのだと思いますが。
「奥さんは人格障害ですよ。我慢する必要なんてないわ。逃げて!」と言ってあげたいですけど・・・。

「良い時はすごーくいい嫁でサイコーの母親です。暴言、暴力、怒号は時々発症する病気なだけで可哀想なんです。」
とご主人は私達に言っていましたが、あのキチ嫁はそんなご主人にデヘヘ〜、バーカッ、ってペロっと舌出している感じがします。

shizukuさん(お亡くなりなったと知りショックです・・・。)のブログ全部読みましたが、彼女のモラハラ夫の内容と隣のご主人がキチ嫁についてする話が全く同じで、いつかそれが後遺症となって苦しむのはかわいそう。なんとかしてあげたい。

こちらのブログ、最新のものから200番台までコメントを含め読み進めていますが、本にしていただきたい・・・。

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