自己愛性人格障害(040) 卑下自慢
先日、自己愛性人格障害、
またそれに隣接するサイコパスの本を知人に貸した。
著者はアメリカ人である。
読後にその知人いわく、
欧米人の症例は日本人とはまた異なる感じがする、
との感想を述べた。
ふむふむ、確かにそうだなと思ってたところ、
以下のホームページを見つけた。
http://
端的に言うと、国民性と社会性の違いから、
同じ人格障害者でも、日米で表現が異なるという点である。
【アメリカ人の場合】
(1) 他人の話を全く聞かず、一方的に自分の話をし続ける。
(2) 根拠はないのに、自分は尊敬される存在であると思い込んでいる
(3) 他人に対する共感が全くない
【日本人の場合】
(1)’ 一見相手の話を聞くような素振りを見せる(実は聞いてない)
(2)’ 自分は価値のない人間であることを必要以上に強調する
(そうではない、という返答をあたりまえに期待している)
(3)’ 謙虚さや同情心を見せようとする
(それ自体が他人からの同情を受けようという意図である)
上記の(1)と(1)’、(2)と(2)’、(3)と(3)’は、
それぞれ正反対のようで、実は同じ目的での言動である。
ちなみに人格障害者ウッキーは、
日米両方の(1)から(3)’までパーフェクトで備えていたため、
改めて疑念が確信に変わった次第である。
特にウォッと思わずパソコンの前で声をあげてしまったのはコレ。
(2)
自分は価値のない人間であることを必要以上に強調する
(そうではない、という返答をあたりまえに期待している)
おーおー、これこれ!!
よく言うとった!!!!!
うぉおおおお!!!
「この会社で一番いらないのは私かな~」
まずは、手始めにボクに「独り言」を言ってくる。
独り言なので、何とも返答の仕様がなく、ボクは無視。
ボクに否定も肯定もされなかったが、
ボクにそう言ったというアリバイが出来た。
さっそく次の日、嬉々として他の社員に吹聴するのである。
「この会社で一番いらないのは私だと、社長にも言ったのよ~」
社長のボクにそう言って、それでもここで仕事している。
これってボクが否定して引き止めたシチュエーションになってないか?!