自己愛性人格障害(074) 些細なことでござんすが
ボクは、自己愛性人格障害者という存在に気付いてから、
常に気にとめるようにしていることがある。
既に何度も書いてきたからお馴染みであろう、
「3回ルール」である。
相手の言動に対し、あれ?と思うことがあるかもしれない。
1度なら勘違いかもしれない。
たまたま偶然かもしれない。
しかし、3回となると、人格障害の疑いがある。
大切な時間と財産をそういう奴に使ってはいけない。
相手にしないで離れるべきである。
ボクも人格障害者ウッキーに「あれ?」と思うことは多々あったけれど、
それよりも、もう少し上、「あれれ?」と思ったことを書く。
冬、会社で石油ストーブを買うことになった。
人格障害者ウッキーは、
形状がアンティークでお洒落だということで、
アラジンストーブを買ってくれという。
「では、良さそうなのを見つくろって発注しておきなさい」と指示。
ところが、届いたストーブでは、
会社の広さに対し、どうもストーブの暖まり具合が弱い。
もう一回り大きいのを買うべきであった。発注ミスである。
そんなある日、出社すると、
石油ストーブと暖房エアコンが2つ同時に付けられていた。
ボクは、そういう無駄がとても嫌なのだ。
お金の問題ではなく、無駄をするのが嫌なのである。
ボクは、「どちらかひとつにしなさい」と注意した。
そしたら人格障害者ウッキーは、
その後の人格障害者丸出しの言動を予見させる言い訳を述べた。
「最初からエアコンと併用して使うつもりで、小さめのストーブを買いました」
接したことがない人には冗談みたいだろうが、
人格に障害があるヤツは、マジでこういう言い訳をするんだよ。
たかが、ストーブのことだ。
些細といえば、実に些細でくだらないことだ。
だから、当時、ボクも深く追求せずスル―したのだが、
今だったら、3回ルールの内のひとつが消化されたであろう。
当時の自分に、自己愛性人格障害の知識がわずかでもあったらなと思う。
コメント12件
ぽんず | 2013.01.21 20:43
「どうしてそうなの?」って思ってしまうことばかりですよね。
完璧、完全であろうとすることは自分に負荷をかけてるだけな気がするけれど、
そうやってしか生きられないんですね。
彼らにとっての見栄は呼吸と同じなんでしょう。
うちの自己愛君には「可哀想な男」と蔑んで見ることで
自分を抑えるようにしていますが、
目障りなことに変わりはありません。
ささやかな嫌がらせとして、
奴が気が付く距離に他のスタッフがいたら、話しかけて楽しそうにしたり
わざとそこで長々と仕事の話をするなど「孤独感」を味わわせてやっています。
教室のいじめっ子みたいですね(苦笑)
ムカムカ | 2013.01.21 20:53
もちろん、実生活を滞りなくこなした上での、ブログなのですから
そんな風に、ご自分を責めないで下さい。
一生懸命、コメントのお返事を下さっている誠実さは
皆さんに伝わっていると思います。
ゲストさんも、どんどん増えていますよね。
こうして、同様の被害を受けた被害者が集まれる場所を
運営してくださることが、どれだけ大きなことか・・・
どうか、無理なく、末永く、続けてくださることを願っています。
今は冬 | 2013.01.21 22:14
せんちさん コメントに自分の被害はたいしたことない
って書いてありましたけど・・・
離婚するような状況の場合は関係性が深いから
それに症状の強さとでもいいましょうか・・
特徴が突出しているところも個人によって違うと思うのです。
なので そりゃー被害の度合いって違うと思います。
自分を見捨てないでが根本にある自己愛ですから
職場 友達 恋人 夫婦 でまったく被害の強さも違うでしょう。
自分を肯定する 見捨てられないように狂ったような努力をしますから それはそれは恐怖になります。
そこに 妄想 虚言 攻撃 加わるわけですから。
関係性や彼らの不安の度合いによって
想像もつかないような行動言動・・・
フツウの尺度ではかれない。
等身大が一番ですよね。
冬の次は春。
しばらく 自己愛を考えることから離れると
フツウっていいもんだなーと思えるかもしれません。
いろんな人間がいるよね~くらいの世界が一番いいですね
ミサト | 2013.01.22 10:19
初めまして
偶然発見したブログですが 真剣に読んでしまいました。
今、相続協議のまっただ中です。
取りまとめ人の私としては 法定分割ですっきりいきたいところ
やたら携帯に電話して
「物語」をかってに作り 毎度毎度 「言うことが違う」ので
矛盾を きっちり説明してあげると
突然 ヒステリー機関銃になり声の限りにわめきたてる女性がいて、、、 なにがなにやらの気持ちでしたが
このブログを読んで 非常に納得しました。
ちなみに この女性、、相続人ではありません(大笑い)
自称 相続人です。
自分は受け取る権利があるそうです。
すごいでしょ?
ミサト | 2013.01.22 11:01
連続投稿すみません。
もう1人発見というか認識しました。
私の母親です。
とても納得しました。
ありがとうございます。
全部肯定されないとダメな人で
たしかに自分では行動できない人
矛盾してることが理解できない。
会話しながらどんどん話が違うことを言ってるのに気が付かない
会話が すべて 「私は」「私が」「私のときはね、、」と私私
昨夜の電話は 怒りの電話で
「寄合で 若い人たちが 私が(母が)パソコンが使えないのを知ってるのに 私の目の前でパソコンの話ばかりを楽しそうにしたの! どうゆうつもりなのかしら!!」という内容でした。
母は泣いてましたが、私は共感できないので絶句してたら
そのあと 親戚中に電話して
私(ミサト)の様子が心配で電話かけたら ひどい迷惑そうに邪見にされた。こんなに心配しているのに、、」と落ち込んだ声で、、
そのあと親戚中から 「老いた母親にもっとやさしい言葉はかけられないのか たまには顔を見せてあげてね」と抗議の電話が殺到
顔を見せるもなにも
「ストーブの灯油が切れたから入れに来たらいいと思うけど どう思ってるの! 来れないの? 親がこんなに困ってるのに、、、 あんたは本当に可愛がって可愛がって育てたのに、、(涙ぐみ)」 と脅迫の電話がかかり
「高速道路」を使って 灯油を入れに帰ったばかり、、、
小さいときから こんな人だったので
一時期は 「私(ミサト)が悪いんだ。」と自分を責めてた時期もありましたが、母は自己愛型の人格障害だったんですね
なんだか
すっきり!
ありがとうございました。
せんち | 2013.01.22 11:14
*** ♪さん
まあ、深い付き合いになる前に、気付くので、
深い付き合いにならないですよね。
ただ、家族や配偶者など、深い付き合いになると、
今度は逆に、単純な関係でなく、
いろいろ副次的な関わりが多くなり過ぎて、
今度は簡単に離れられなくなる。。。
これが被害を広げる原因となっているのを、
皆さんのコメントで学びました。
ホンマに、ウッキーッ!としゃべられると面倒で、
もういいよ、となると、まさにそれがヤツらの狙いでしょう。
*** ぽんずさん
完璧でなくてもいいんです。
ただミスったらそれを認めて改善すればいいじゃないかと。
認めずに、あーだこーだウッキーッ!と言って、
間違いを正しいと言い張るからおかしいのです。
まさに呼吸と同じように嘘をつきますね。
*** ムカムカさん
ありがとうございます。
誠実だなんてとんでもない。
実は、相手が人格障害者であっても、
誰かを批判することを書くことは、
時として自己嫌悪する場合があるのです。。。実は。
*** 今は冬さん
コメントありがとうございます。
いえ、本当の自己愛の被害の甚大さは、
こうしてブログを書いたりしてる場合ではないのかと思うんです。
ボクの場合は、まだ仕事のかたわら、
こうして文章を書く心の余裕が残されているのだなと。
そんな人たちに対し、ボクも同じ被害者だとは言いづらい。。。
自己愛性人格障害の見捨てられ恐怖は尋常ではないですね。
何度も書いてきましたが、自分から見捨てられるような事をしておいて、
人が離れると、自分が原因ではないということをアピールするためだけに、
離れていった人の悪口をないことないこと吹聴する。
いろんな人間がいるよね~じゃ収まらん(笑)
*** ミサトさん
コメントありがとうございます。
その女性、どういう関係かわかりませんが、
お金があるところ、嗅ぎつけておこぼれにあずかろうとする輩、湧いてきます。
相続協議でしたら、法定されているので、いずれ解決しますよ。
むしろ、問題が相続だけに、弁護士をたてることをおすすめします。
弁護士をたてると、直接のやり取りは禁じられますので、
後は粛々と法定に従って進めるだけになり、気分的にも楽ですよ。
もうすぐ春 | 2013.01.22 22:50
関係性が深いとどんなに酷い状況でも情がわいたり
期待を持ってしまったりするのかもしれません。
変だなを通り過ぎてしまうと感じないようにしようが働くかもしれませんね。監禁されてしまうのと同じような状態かも知れません。
深い関係になる前に気がついて最小限の被害と取れるかもしれないです。
でも どうして深い関係になるまで気がつかないのでしょう。
付き合っている間に 絶対無理な瞬間が何度も訪れるはずなのに。
いつかよくなる わかってもらえる なんて思ってしまうのでしょうね。
絶対無理なのに。
愛情だけでどうにもならないのが自己愛。
一度でもあんな思いを味わえば 二度と接するもんか と思うものですよね。
離れてくれないなら・・ こちらがう~~んとしつこくしたら
不安と恐怖で あちらから別れてくれないかって言ってくれるかもしれません。
決定的な恐怖を与える なんてどうでしょう?
ムカムカ | 2013.01.22 23:25
>実は、相手が人格障害者であっても、 誰かを批判することを書くことは、 時として自己嫌悪する場合があるのです。。。実は。
その感覚、わかる気がします。
矛盾するようですが
もともと、他人を批判したくない、という気持ちがあって
他人を批判するくらいなら、自分を変えて、困難を乗り越えよう
という主義の持ち主だからこそ、
自己愛という加害者の餌食になってしまうのかも知れないですね。
あれ?と思うことがあっても、
悪く考えてはいけない、と、他人を悪者にしてしまうことに
ブレーキをかけてしまう。
そしてそれが、自己愛の温床にされてしまう。
多くの人は、自己愛からの被害を、言葉にして伝えるのが難しく
他者から理解してもらうことができなくて
泣き寝入りしているのではないかと思います。
社会的な認知が広がりさえすれば、
理解を得られ、救われる方も出てくることでしょう。
そのためにも、こうして自己愛の正体を言葉にして発信することは
とても大切なことではないかと思います。
とはいえ、気が重い時は、無理をしないで下さいね。
元被害者 | 2013.01.24 21:50
せんちさんの被害は大したことがないのではなくて、モラルハラスメントの被害ではないのだと思います。
社長としては、横領や優秀な社員を失うという損失は悔しいですよね。
このブログでは、自己愛の被害をモラハラとは違った視点で考えることができます。
せんちさんは、違う視点から見ていたのに、自己愛というものにたどり着いています。
ところで、せんちさんに被害をもたらした自己愛は、(自己愛として?)能力が低いと感じました。
仕事面では、優秀な社員におんぶに抱っこ、精神衛生上も迷惑をかけていたのは明らかです。
その後、横領までした所でようやく社長が動いたので、社員からすれば自滅したという風に見られているでしょう。
やり口も一つ一つを取っても、かなりシンプルというか保険をかけていないですよね。
ストーブの一件にしても、もっと狡猾な自己愛なら誰かにそうするように仕向けるでしょう。
一方で、ムカムカさんが被害を受けたA母は、自己愛として能力が高く、自滅しない、被害を明らかにするのも難しいと思いました。
暴言で被害者を徐々に精神的に弱らせて洗脳し、加害者に祭り上げてしまうのです。さらに逃げられないように二次被害でガチガチに周りを固めてしまいます。
また、ハイブリット的とでも言うのか、ターゲットがいなければいないでそこそこやっていく能力も持ち合わせています。
だからこそ、狙いを定めた相手はゆっくりと追い詰め確実に仕留めます。そして際限のないモラハラに発展するんでしょう。
以前のムカムカさんのコメントにありましたが、せんちさんが被害に遭った自己愛は無自覚型、ムカムカさんが被害に遭ったのは過剰警戒型と言うんですよね?
せんち | 2013.01.25 8:35
*** もうすぐ春さん
確かに、情がわくとあかんですね。
振り切るのが困難。
人格障害の配偶者の方の被害が広がるのは情もあるでしょう。
恐怖を与えるとか、それも面白そうですが、
一番よいのは、離れることですね。やはり。
そしたら相手が勝手に「見捨てられた」とダメージになってくれるでしょう。
*** ムカムカさん
ありがとうございます。
いかなる理由があろうと、
誰かのことを批判するのは、やはり気分の良いものではありません。
で、そこにつけこむのが人格障害者(笑)
本当に、今の知識が当時あればいいのにと思います。
少なくとも、そういう奴がいるという自覚があれば、
もっと違うふうになったのではと後悔。。。
*** 元被害者さん
一応、立場はボクの方が上だったので、
モラハラの被害というのは、ないように思います。
その点、他の方々とは、精神的なダメージが、
まだ比較的軽微なのではと思います。
やはりモラハラの被害は、心に深く澱のように沈澱し、
最も長く引きずるものであると、
いろんな話を聞くと思いました。
人格障害の被害で最も大きいものではないでしょうか。
むしろ、それがあるからこそ、苦しむ人が出てくる。
でも、自己愛の能力が低いとは。。。
まさにその通りで、もっとうまくやれよという感じです(笑)
ムカムカ | 2013.01.25 10:10
元被害者さん
自己愛性人格障害に、無自覚型、過剰警戒型、というタイプがあるという
記述は、こちらのサイトで見つけました。
http://www.geocities.jp/new_psych/kenjisei.htm
正確には、自己愛に限らず、
自己顕示性が、外向的である人と、内向的である人との、特徴の相違を
表にして、わかりやすく解説されています。
その中の、「性格傾向に類似性がある人格障害」という項目の中で
「自己愛性人格障害 無自覚型 過剰警戒型」 という表現があります。
これを読んで、私は、
過剰警戒型には、A母が、無自覚型には、Oさんが
ピッタリと、当てはまっている!と思いました。
せんちさんの会社の自己愛は、無自覚型の特徴が
当てはまるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
無自覚型
・自分に自信を持っていて、うぬぼれが強い
・目立ちたがり
・普段から積極的に自己主張をする
・人より勝る事で優越感を感じる
・積極的に人に勝とうとする
・周りの人全てのリーダーになりたがる
・リーダーシップを発揮して指示を出す
・へりくだる事が苦手で、人に頭を下げたり、指図されるのを嫌う
・頭にくる事があると、すぐに口に出して言うか、態度に表す
・頻繁に人の悪口を、大勢の前で堂々と言う
過剰警戒型
・シャイな性格
・普段は割と大人しいが、人が集まると喋って場を盛り上げる
・人を負かす事で優越感を感じる
・負けず嫌いだが、勝てない勝負には最初から挑まない
・小さいグループを作って、そこでリーダー的存在になろうとする
・権謀術数に優れ、自分は表に出ないで、人を使って目的を果たそうとする
・力のある者には逆らわず、素直に従う
・本当は短気だが、頭にくる事があっても、怒りの感情を表面に出さずに、
根に持つ場合がある
・頻繁に人の悪口を、噂話で言う
本性が発覚した後の、周囲の反応では
Oさんの場合は、
まさか、40過ぎた子持ちの大人なのに、そんな子供みたいな嘘をついて
周囲を欺く人がいるなんて・・・という意味では、驚きましたが
もともと図々しく、印象が悪い人だったので、
Oさんをよく知っている人ほど、すんなりと事実が飲み込めた、
という感じです。
一方、A母の場合は
周囲の親しい人達には、献身的に「接待」をしているようで
今も「いい人」と思われているようです。
A母に近い人ほど、事実を伝えても、あのA母が?まさか!という
反応です。
♪ | 2013.01.21 18:58
変だ!が重ならないと気がつかないんですよねぇー
極端な思考の持ち主 ちょっと変わってる くらいで。
そんなに深い付き合いじゃないから あとで
あー!!! なんですよね。
絶対に否を認めないから 言い訳言われてもおかしいとこ指摘しても
ごちゃごちゃ機関銃だから こっちがめんどくさくなっちゃって。
すいませんでした ですむのに 不思議ですよねぇー
言い訳も 理屈も めっちゃ変ですもん
ほんと 今なら スルーするも
言っても無駄だ がよくわかっているので
変な労力使わなくてすんだ と思います。