自己愛性人格障害(155) 毒親 その4
今、ボクの大切な友達が人格障害者の両親の事で困っている。 リアルに友人でもあるし、 今後も継続して力になってあげたいと思っているので、 どんな言葉をかけるか迷っている。 簡単に関係が切れる職場や友人と異なり、 家族となるとなかなかそうはいかないのは再三書いてきた。 夫婦だったら離婚すればよいが、 両親兄弟だとそうもいかない。 まずは最近のこのニュースから。 ***** 殺人容疑「30年間の恨みがあった」父殺害の長男逮捕 奈良 12月9日午後1時5分ごろ、奈良市右京 5、 無職、平岡温(ゆたか)さん(82)方から、 「父を殺した」と110番通報があった。 県警は自ら通報したとみられる長男で無職...... read more
自己愛性人格障害(154) 胸の傷 その2
元プロ野球選手で張本勲という人がいる。 日本プロ野球史上初にして唯一の3000本安打を放つのみならず、 本塁打も500本以上打っている名選手である。 張本勲は、不注意から幼少の頃に右手に大やけどを負い、 親指と人差し指が完全に伸びず、 薬指と小指が癒着したままという後遺症が残った。 プロ野球選手になったばかりの頃、ふと自分の右手を眺め、 「この指がまともだったら、もっと良い成績が残せるのになあ」 こうつぶやいたところ、母親が号泣したという。 右手のやけどや後遺症は、母親の責任ではない。 前回書いたボクの胸の傷も母親の責任ではない。 それでも、親としては、子供の身体に瑕疵があると、 それを自らの...... read more
自己愛性人格障害(153) 胸の傷 その1
少し、ボクの想い出を書きます。 ***** ボクの胸には大きな傷がある。 物の例えじゃなく、本当に傷があるのである。 右の乳首の下から背中にかけてガッと大きな手術痕が。 母が初めての出産の時、 バカでも何でもいいから、 とにかく五体満足健康な子供を、と願っていたという。 母の誕生日に合わせて頑張ったけれど、 ちょっと遅れてボクが産まれた。 で、やっと産まれてきた子供は、 右胸から脇にかけて大きく膨れていた。 小児癌かもしれないと言われたそうだ。 うぉ~びびる。 幸い、皮下に水がたまっていただけで、 特に問題のないものだったのは、 今現在、ボクが健康に生きていることで証明されている。 ただ、万一...... read more
近況報告
ちょっとブログの内容を離れ、ボクの近況報告です。 とても忙しい時期が続いています。 先月は、東京→大阪→東京→福岡→東京の移動を、 わずか一週間の間で行ないました。 まあ遊びですが(笑) その後、11月末から本格的に体調を崩してしまい、 ここ一週間はずっと声も出ない状況で伏せっていました。 気が付けば早いもので、もう師走。 リアルに忙しいだけではなく、 精神的にも不安定な時期が続いています。 他の事に頭がとられていて、 人格障害者の事まで頭がまわらない状況です。 もちろん、それはそれで良い事なのですが。 書籍化に情熱を燃やしていましたが、 今は、少しその情熱も沈静化しています。 もちろん、ボク...... read more
自己愛性人格障害(152) アー・ユー・ハッピー?
矢沢永吉が書いた「アー・ユー・ハッピー?」というエッセイがある。 この中で非常に興味深いエピソードが書いてあるので紹介したい。 要旨は、矢沢永吉のマネージャーが、 例えば150万円のギャラの仕事を、矢沢にはギャラ50万円ですと申告し、 差額を着服していたという話である。 ***** コンサートを行なうには、矢沢事務所とその土地のプロモーターと、 ギャラや収益の取り分など交渉しなければならない。 その際に矢沢側だけに有利な条件をゴリ押しして、 イベンターはほとんど儲けにならないと、 矢沢永吉の評判が非常に悪かった。 「だったらオタクじゃなくて他のプロモーターがいくらでもいるから」 これが矢沢永吉...... read more
自己愛性人格障害(151) 毒親 その3
両親家族というのは、 人間がこの世に生を受けて初めて接する環境である。 いずれにせよその影響下から逃れることは出来ない。 そして仮に毒親だった場合でも、 幼い頃は、それが普通なのではないかと思ってしまう。 だから友人から他の家庭の事を聞くと、 えっ?それ普通じゃなかったの?と感じる事もあるだろう。 ボクの親戚の家では、 父親が着座するまで家族は箸に手をつけてはいけないことになっていた。 食事している時はテレビをつけてはいけなかった。 まるっきりボクの家庭と異なるので驚いたものだ。 その親戚は農家だったので、おかずは残しても構わないが、 米だけは一粒でも残してはいけない、という教えだった。 それ...... read more
自己愛性人格障害(150) 毒親 その2
人格障害の話から外れるが、 長い前振りだと思って毒親の事を書かせて欲しい。 前回はジョンレノンの話を書いた。 両親の愛情を得ることが出来ず、 特に父親とはほとんど面識がない。 そして自分に息子が生まれた時、 父と同じ事を自分の息子にするという、 負の輪廻に慟哭したという話である。 もうひとつ、吉永小百合の話を書きたい。 吉永小百合には子供がいない。 2007年NHKで放送された『吉永小百合 知らざれる母への思い』では、 女優の仕事と子育ては両立が困難であることを理由に、 あえて子供は作らなかったと述べており、 今ではそれが定説となっている。 しかし、これは吉永小百合の本心ではないとボクは思って...... read more
自己愛性人格障害(149) 毒親 その1
今回は主旨を変えて毒親について書いていこうと思う。 友人に勧められて「毒親」について調べてみたらとアドバイスを受けた事。 両親が人格障害である友人に振ると、 「毒親」で検索しまくった、「毒親」についてのブログを読みまくった、 と言っていたこと。 ボク自身は、毒親についてはまだまだ不勉強で知識もないが、 毒親と人格障害は表裏一体であるという認識でいる。 端的に言えば、毒親とは子供にとって毒になる親のこと。 それは無意識にそうなっている場合が多い事。 ***** ジョンレノンの日本での一般的なイメージは優しい平和主義者だろうが、 ファンならばジョンレノンの魅力が狂気的な部分にあることを知っている。...... read more
自己愛性人格障害(148) 嫌われ不安病 その2
昨日、ブログを更新して、 あれ? なんだか以前にも似たような事を書いたなと思った。 昨日のブログの趣旨は、 人格障害者どもは、自分の知ってる人たちが、自分の知らないところで集まるのを嫌う。 他の人たちが自分のいないところで楽しそうにしているのが気に入らないのは勿論、 自分のいないところで自分の悪口を言っていないか、常に監視しようとする。 そうでなければ不安で仕方ない、という事である。 だから人格障害者ウッキーは外の仕事に出ようとせず、 仕事をしているフリ、忙しいフリをしてずっと社内にいた。 またその目的を補完する為に、周囲に悪口を吹き込み、共通の敵を作って、 自分を中心とした結束を謀ろうとする...... read more
自己愛性人格障害(147) 嫌われ不安病 その1
前回の更新から随分時間が経ってしまった。 実は、その間に、実際に人格障害者の 被害に遭った人と多くを語っていた。 その人は私の友人なのだが、 今現在リアルタイムで人格障害者と接しており、 その生態を観察して、いろいろ教えてもらっていた。 いずれその話も書くかもしれない。 さて、ハッキング騒動からしばらくログインすら出来ない状況であったが、 徐々に復旧を進めてもらっており、こうして更新もまた出来るようになった。 また書いていかねばならないと思う。 ***** 人格障害者を相手にやってはいけない事は、 人格障害者の言っている事に同意することである。 本来ならば、まともに相手にすること...... read more
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