自己愛性人格障害(168) サイコパス その1
人格障害に関する本をいろいろ読んでいる。
少しでも、それに類する記述があれば、なんでも読むようにしている。
そして最近読んだ本の中でも「崩壊する介護現場」(中村淳彦:著)、
これが最高に面白い本だった。
基本的な内容は介護の現場、いや、現場というより、
その現場で働く人たちの惨状を主として書かれている。
実際に従事している方には申し訳ないが、
ボクの経験としてあえて言わせてもらおう。
介護の仕事は、他の仕事ではとても通用しないような、
あらゆる意味で 「介護くらいしか就業出来ない」という人たちが多い。
慢性的な人手不足のため、そういう連中でも採用されやすい。
そして、この著者の中村淳彦は、
デイサービスを経営しているという人である。
この人が介護業界を、ひとことで端的にこう表している。
「どこの社会からも弾かれた異常な人材の受け皿となっている」
まったくボクも同意見である。
もちろん志高く介護職に従事している人も多いのは知っているし、
そういう方々に対して失礼なのは承知しているが、
しかしボクやこの著者は偏見でそう書いているのではなく、
あくまで実体験として書いている。
また、そういう志高く介護職に従事している人ほど、
ボクやこの著者と同じ事を感じているのではないかと思っている。
そもそも、なぜこの本を手にとったかというと、
この本のいきなり第1章のタイトルが、
「介護労働者50人に1人がサイコパス?!」なのである。
この章を読むためだけにこの本を買ってもいい。
ボクなんか、マーカーを引きながら何度も熟読してしまった(笑)
こんなブログを書いているボクも精神病理に関しては素人だし、
この本の著者もボク同様に素人である。
だからこそ、素人故に、
実体験として生々しい人格障害者の様子がズバリと書いてあって、
非常に興味深い。
事項では、この本の内容を紹介したいと思う。
Kai | 2018.03.04 12:13
まさにその通りです!別れた彼がサイコパスでした。彼は介護士として働いていますが、何度も施設を変わっています。私に言ってた辞めた理由は、全てそこの職員が悪い。という内容でした。その時はそれを信じて聞いていましたが、ん?、何かおかしいと感じることが続き、全て嘘、作り話だとわかりました。今の施設でも職員の悪口を毎日言っていました。そして何人か彼のせいで辞めています。一方で上司には認められるよう、ものすごく努力します。人をコントロールするのがとても上手いのです。
夜の店では、私の悪口を言いふらし、どの場所でも絶対に自分が一番いい人間になろうとします。本名を公表したいくらいです!介護の現場って、サイコパスが多いということを知って、元彼のことが納得できました!