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自己愛性人格障害(385) 記憶は風化する

人格障害者の後遺症とは即ち嫌な記憶である。人格障害者の記憶との戦いは、人格障害者と離れてからがスタートである。「水と油」のshizukuさんが自殺したのは、人格障害者から離れて明るい未来を期待して新生活を始めたにも関わらず、人格障害者の記憶がずっと付きまとう事に気付いたからだとワシは思っている。この記憶の消去は一朝一夕には不可能で、時間が経過するのを待つしかない。人間は痛みを同時に感じられないという。足の痛みと頭痛とを同時ではなく、どちらか痛い方のみ感じるというのを読んだ事がある。過去の人格障害者の記憶は、新たな人格障害者の記憶により上書きされる。上書きというのは消えることではないので、交互に脳裏を襲い、その時の自分の状況に応じて噴出してくる。清原和博が覚醒剤の欲求とは一生戦っていかねばならないと述べていたように、一度汚染された記憶jとの戦いは一生続くのではという不安がある。

ワシは人格障害者ウッキーのことなんかどうでもよい。人格障害者の巨匠がどうなろうと興味がない。更に上をいく人格障害を知っており、記憶が上書きされたのも理由のひとつであろう。もちろん想い出したら怒りがこみ上げるし、何らかの復讐をしてやろうと思わないでもない。しかし基本的にどうでもよい。少なくともこの二人に頭を支配されるということはない。このブログでウッキーと巨匠に言及しているのは、単にこの二人が典型的な人格障害者であり、その言動が例示に最適であるからに過ぎない。手口、言動、その他、まったく人格障害者のお手本であるのでわかりやすい、ただそれだけの理由である。普段はコイツらのことを考えることもない。

二十歳の原点」の著者である高野悦子さんは、タイトル通り二十歳で鉄道自殺した。高野悦子の母親は娘の自殺から43年後、89歳の時に「時間というのはありがたいものです。あんな悲しみは絶対になくならないと思っていたのに、時間が解決するものです」と述べている。43年という年月が長いかどうかは事象に依るが、確実に記憶というのは風化する。と期待している。

Posted on 2018-08-24 | Category : ブログ | | 1 Comment »
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コメント1件

 逃亡成功者 | 2018.09.23 1:08

こんばんは。お邪魔します。
本当に同意です。

自己愛と同じ空間にいる間は、相手の言動に振り回されて交感神経優位になり常に張り詰めていましたが(今思い返すとようやく分かること)、

離れてから副交感神経優位になった途端、自己愛の記憶&体調不良が一気に噴出しました。脳内がめちゃくちゃになりました。

やっぱり自己愛と一緒にいた自分は、相手のヤバさを本能で汲み取って過緊張状態だったんだ、と思います。

自分自身、自己愛と親しげにしていたつもりでしたが、頭のどこかで敵認定していた気もします。

自己愛が、あまりにもこちらの生存を脅かす存在だからでしょうか・・・。第六感は正直ですね。

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