自己愛性人格障害(076) 人格障害者はいかに生まれるのか その2
人格障害者が生まれる要因は何なのかということを追及する本シリーズでは、
ボクが実際に被害にあった人格障害者の背景を辿ることで、
その一端を明らかにしていこうと思っている。
前回は、人格障害者ウッキーが育った「環境」から、
人格障害を生む土壌について考察してみたが、
今回は、環境ではなく、人格障害者「本人」の視点から、
なぜ人格障害が生まれるのかを考察してみたい。
何せ、ボクは本人ではないので、
あくまで人格障害者ウッキー本人が語った過去である。
ただし、前回書いたように、
良いことは自慢話として、悪い事は卑下自慢として、
とにかく自慢話として語られたことなので、
そのつもりで捉えて欲しい。
【人格障害者本人について】
身体障害者で、足をクネクネ引きずって歩く。
身体障害を理由に看護学校への入学を断られる。
ダンナが他に女を作って離婚。
娘がいる。
小さい頃から社会人になってもイジメられていた。
断っておくが、ボクにプライベートを暴く意図はない。
これらは秘密でも何でもない、
人格障害者ウッキーが自分から喜々として吹聴していることである。
まず、身体障害の事について書く。
これまで「身体障害者の人格障害者」と書いてきた通り、
ボクが接した人格障害者は足に障害がある。
そしてボクが思うに、それがコイツの人格障害と密接な関係がある。
身体障害そのものについては同情すべきであるし、
それがハンデとならない社会であるべきだと思っている。
もちろん差別はいけないことである。
ボク自身は、そのような身体障害に関しての差別意識はない。
学生時代の友人で身体障害者がいたが、みんなと同じように遊んでいたし、
仲間内では、何ら差別意識はなかったと、はっきり断言できる。
何より、ボクは人格障害者ウッキーを管理職につけていたのである。
もし差別意識があったならば、そのような役職につけなかったであろう。
ただし、これは、ボクのまわりがそうであったというだけで、
目に見えて判別できる身体障害者というのは、
幼少時は残酷な子どもたちの、
格好のからかいネタになりがちだというのも理解できる。
ボクが被害にあった人格障害者は、おそらくそうだったのだろう。
人格形成期において、身体障害をからかわれていた。
これが大人になり、初老を迎えた今でも深く心に刻み込まれていると思われる。
これが人格障害の特徴を強固にした遠因になったのは否めない。
しかし、身体に障害があろうと、普通にふるまえばよいのである。
乙武くんが言うみたいに、ちょっとまあ不便だが、それ以上でも以下でもない。
それだけである。
足に障害があるから、みんながバカにするんじゃなくて、
何でもそれを理由にする性格がバカされるのだ。
そして、人格障害者ウッキーは、自分の性格や言動に全く否がなく、
みながそのような態度をとるのは、
すべて足の障害のせいだと思っているのである。
身体的な障害が、自らの人格障害から目をそらす格好の理由付け、
責任転嫁として利用されている。
これが重要な点である。
繰り返すが、ボクを含め、
足に障害があろうと、身長が低かろうと、
大人になってまで差別的なことはしないだろう。
それが大人というものであろう。
人格障害者ウッキーが、自分の身体障害のことを強調するのは、
もしコイツが健常者だった場合、
逆に障害者を差別する奴だからだと思う。
その3に続く。
コメント2件
せんち | 2012.12.16 11:36
そうですね。
地震や津波による被害と、大雨台風の被害と、
どちらが特別ということはありませんよね。
震災の場合は、被害状況が報道で大きくなされたので、
被災者たちも「その気」になったんでしょう。
俺たちゃ被害者で特別だと。
悪平等はやめてもらいたい。
焼酎仮面さん、約2年連絡をとられていないのであれば、
もう、その人の事を思うより、
その人の事から脱却できるように努め、
それが成功することを願っています。
焼酎仮面 | 2012.12.14 13:01
『可哀想だから、助けてくれ。』
あなたより、貧しいし、人間平等だから、何をしてもいいの。
障害者団体は、人権団体が守ってくれる。人種差別だ! 障害者にも人権はある。
障害や不幸事を抱えると権利を主張する。
私は、福岡だが、大雨、台風で今年も家屋、畑の被害は莫大だ。
公共事業は国の管轄で修理するが、民間企業は誰も助けてくれない。
今、東北大震災の被害者に多少なりとも疑問を持っているものは、少なくない。民間の工場が津波で流されたことと、九州の工場が豪雨で流されたことに違いはない。
可哀想だから、生きる人権があるから。本人に被害者意識、平等を求める意識が強くなると歪んだ脳になり、脳はコントロールできなくなる。
私が思うに、脳は低下(低温)になる要因で、ホルモン分泌の状態が異常をきたすのでは、ないだろうか?アメリカでは、脳にパルスを打ち込んで鬱病は改善されていると聞く。
話は、変わるが、放射能にしてもラジウム、ラドン温泉に従事している人。原爆被害者、航空乗務員などの被爆量はあまり問題になっていないが、比較できないのだろうか?
被害者意識が強すぎる人と政治と法律家。
人格障害者である角田は自殺した。究極の自己愛だろう。
人間、所詮、脳で支配される生き物。科学先端技術があるふりしている科学者は、動物の言葉さえ、解明できない。人間は何でも判ったふりをするが、なにもわかってはいない。
健常な私達は、人格障害者を決して魔女狩りの道具にしてはならない。
この世の中、判らないことだらけだ。冷静に考えることができるのも人間である。
なぜ、人間だけが、障害者や、人格障害者が生きていけるか?動物は障害=死を示すが、人間は、知恵を得て、豊かになり、障害を持っても受け入れる社会を形成したことが、素晴らしいことである。
PS/私は、元カノには、3.11以来、連絡はしていません。帰る可能性は0.1%以下と考えます。