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自己愛性人格障害(077) 人格障害者はいかに生まれるのか その3

前回の続きね。

人格障害者ウッキーは、看護師を目指して看護学校への入学を志すが、
足に身体障害があるため、それを理由に入学許可が下りなかった。

これはこれで可哀想に思うが、
医療の現場で足がふらついていては、
本人にも患者にもまわりにも危険が伴うので、
この学校側の判断は当然であろう。

ある特定の職業に条件が付帯するのは当然である。

航空機パイロットに裸眼視力の条件があるし、
身体的条件だけでなく、
医師になるには医師法による欠格事由が定められている。
共産党員が皇宮警察になれるわけがないし、
警察官になると家族親戚まで犯罪歴を調べられると聞く。

それぞれの職業には、適格不適格の条件はつきものだ。

人格障害者ウッキーは、志願する職業の門を叩くことすらできなかった。
これが劣等コンプレックスに拍車をかけたのであろう。

自己愛性人格障害の診断基準9項目の筆頭である2点、

1.自分は特別重要な人間だと考えている。
2.限りない成功、権力、才気、美しさ、理想的な愛の空想にとりつかれている。

これを社会的に否定されたのである。

そこで人格障害者ウッキーはどうしたかというと、
看護師が無理ならば、看護師を補助する准看護師の資格を取得する。

准看護師とは、看護師と一文字違いだが、
その役割は大きく異なる。
そもそも看護師のような国家資格ではない。

前提として書いておくが、
人格障害者ウッキーは、看護師の資格を持っていないし、
それを取るための教育も受けていないのである。

しかし、本人は「私、看護師なのよ~」が口グセであり、
看護師でもないのに、看護婦長をやっていることになっている。
なんでや?

IPS細胞のオッサンが、医師免許もないのに「医学部卒業なんですよ~」と言って、
やってもいないIPS細胞移植手術をやったことになっている。
なんでや?

人格障害の連中のウソのつき方が、
まるで申し合わせたかのように一緒なのには苦笑を禁じ得ない。

劣等コンプレックスを別の形で解消しようとして、
結局、解消されぬまま、一般常識ではウソであることを、
それを指摘された時の言い訳を用意しての、
歪んだ実現を頭の中でしてしまっている。

劣等コンプレックス。
これも人格障害を生む土壌としての大きな要因であるとボクは考える。

その4に続く。

Posted on 2013-01-23 | Category : ブログ | | No Comments »
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