Home > ブログ > 自己愛性人格障害(252) 後妻業 part 7

自己愛性人格障害(252) 後妻業 part 7

後妻業シリーズ最終回である。
さらに「殉愛の真実」からエピソードを引用しよう。

たかじんの自宅に金庫があり、 中に2億8000万円の現金があった。
死期が近いと察した、たかじん本人の依頼で、
弁護士が金庫の中身を確認している。

当然のことながら弁護士は金庫の中の現金は相続財産との認識を示す。
ところが、たかじんの死後、
後妻が「金庫の中のお金は自分のものだったことにして欲しい」と言い出した。
弁護士が「それは無理」と断ると不服そうな顔をして黙り込む
結局、後妻の要望を断った弁護士は解任されてしまった。
その後、後妻は雑誌でしゃべりまくる。

「金庫のお金は、実は、業務委託契約の報酬としてもらったもの」
「金庫のお金は、実は、生活費として浮いた分を保管していたもの」
「金庫のお金は、実は、自分が病気になった慰謝料としてもらったもの」
「金庫のお金は、実は、看病のため仕事を辞めた迷惑料としてもらったもの」

週刊誌記者が呆れて言う。
「もう、どれが本当の話なんだか。彼女自身、
どの雑誌にどんな話をしたか覚えていないんじゃないですか?」

人格障害者どもは、その場しのぎでテキトウな言い逃れを繰り返す。
その場をしのげれば、以前に何を言っていたか、話に矛盾はないか、
そういうことに思いを馳せることができない。

苦しい言い訳なのだが、その言い訳にも一貫性がない。
言うことがコロコロ変わる。

何度でも言おう。
人格障害者ウッキーは、横領&窃盗犯である。
会社にある物を盗むのみならず、
ないものは、わざわざ発注して盗んでいたのである。

自己愛性人格障害(059) 同じ言い訳

横領&窃盗がバレた時には「(盗んだものは)全部返します」
皆がいなくなったら、足をクネクネさせて近付いてきて「実は、盗んだのは(同僚の)稲増恵美です。」
話にならないので弁護士を通すと「盗んでいません。もらったものです」

横領&窃盗がバレたときの人格障害者ウッキーも、
どれが本当か自分でわからなくなっている。
その場を逃げられれば、どうでもいいのである。

もうひとつ過去の例を。

自己愛性人格障害(060) 横領がバレた時のアタフタ
自己愛性人格障害(061) 道徳の時間

(1)ヘルパーに頼まれた → ヘルパーって誰や?
(2)社長の自宅用に買った → 俺は知らん
(3)女性は紙を多く使う → 短期間にロール8本もか?
(4)私は自分の分は自分で買ってます → そんなこと聞いてません。

これも、人格障害者ウッキーが必死で言い訳を考えて迷走し、
矛盾を突かれると言い訳をコロコロ変わっているのがわかる。

あと、いつか触れるかもしれないが、
自分勝手な要望が通らなかった時や、都合が悪くなると、
しゃべりまくる人格障害者が一転して「不服そうな顔をして黙る」。
これも人格障害者ウッキーの特徴と共通している。

*****

これだけの画策を30過ぎの小娘が一人で絵を描いたとは思えない。
利益受領者で「チーム」を組んでいるのだろう。
そこに百田尚樹が深く関与していることも大きい。

今回の事件で露呈したもうひとつの問題は、
ベストセラー作家を批判できないメディアのあり方が問われている点にある。
そして百田尚樹の圧力で批判記事が潰されたり、
後妻がインタビューに答えて反論ヨイショ記事が掲載されたりと、
いわゆる「作家タブー」の存在である。

しかしインターネットから派生した世論喚起は、
そのタブーを打ち破る勢いで「チーム」側は劣性に置かれている。
まだ現在進行の事件であるが、真実の強さを見た思いがする。

*****

今回で、後妻業シリーズは終わりにしたいと思う。
世間的に関心のある話題だからか普段にも増してアクセスが増えているのが怖い(笑)

たかじん本人、そして百田尚樹にやり玉に挙げられた方々、
特に親族の方々には、人格障害者に狙われた不幸に同情する。
しかし、もう起こってしまったことは仕方がない。
今後徹底的に追及していただきたく思う。

誰が見ても疑問に感じる後妻の言動。
今回はたまたま世間的な話題になっただけで、
本来表に出ていない類似事象が数多くあるはずである。
これは、たかじんの置き土産なのかもしれない。
人格障害者がどういう言動をとるか、
世間の人が知る良いきっかけになったのではと思う。

Posted on 2015-03-07 | Category : ブログ | | 5 Comments »
関連記事

コメント5件

 SARA | 2015.03.09 0:12

せんちさん、こんばんわ

後妻業シリーズ、part7までアップして頂き、ありがとうございました。

これは人格障害の事とは直接関係ないですが、
たかじんさんとS未亡人が知り合って間もなく たかじんさんのガンが発覚、
これって偶然だったのか、
それともS未亡人が何かでたかじんさんの体調を知り得て近づいたのか、
もしも後者だったら何とも恐ろしい・・・。

自己愛の行動パターン、「殉真」に満載でしたね。
・何か話し合わなければいけない事があって、例えそれが重要な事柄でも、
 お構いなしに、どうでもよい「自分」の話題にすぐにすり替える。
・演技臭い態度をシレッとやってのけ、その本性を知っている人にとっては
 もう見るに耐えられない。
・その場限りの言い逃れが多く、まったく一貫性がない。
 なので、深いつき合いなどまず無理で、結局人は離れていく。
・手柄は自分のもの、不利な事はほかの人のせいにするか、誰かに尻ぬぐいさせる。

私自身の体験を思い出しても、
ある ある ある ある ある ある ある ある ある ある~っ(^^;
ナンボほど?!ってくらい思い当たるエピソードが、走馬燈のごとくです(苦笑)

演技臭いと言えば、
STAP細胞のOさんが「「200回作製に成功した。」とか「STAP細胞はあります。」と発言した時、
号泣議員のN氏が会見の途中で突然意味不明な言い訳をし号泣した時、
会見場にいた記者の方々も多分その言動が突飛すぎて
「なに?!」と一瞬自身の耳目を疑われた事だろうと想像してしまいます。

こんな意表を付く言動は、意図的な演技か虚言か、
それとも本当の自分とそれらの切り分けも出来ない程に一体化してしまってるのか・・・。
そんな世間でおきた事柄なら、その辺りの真相を知りたいとも思うのですが、

私も自分都合で得手勝手な考えだけれど、いざ自身の身に降りかかってくるとなると、
もう分かりたくもない、関わりたくもないという本音もあります。

以前の記事でせんちさんが書いて下さったコメントで、
>なぜそういう家族の一員として生まれたのか・・・、

ほんとに、例え自己愛家族の人格を頭で理解出来たとしても、
そうそう異常な言動を許容出来る程、寛大な気持ちにはなれず、
周りの温かそうな家族・親兄弟を見ていると、とてもうらやましく思えます。

 せんち | 2015.03.09 4:36

*** SARAさん
知り合ってからガン発覚ではなく、
ガン発覚して死期近しとなってから、
ヤバい!死ぬ前に遺産&権利をゲットしとかなきゃ!
と考えた周囲が後妻を送り込んだのではと想像してます。

本当に、あの本は、人格障害のお手本のようなエピソード満載で、
読んでてクラクラしました。

何のシミひとつない家庭が羨ましいです。
もっとも、そんな家庭などほとんどないのかもしれませんが。
みな、何らかの事情を抱えている。
そういうものかな。

 SARA | 2015.03.09 18:14

せんちさん、
レスありがとうございます。

>何のシミひとつない家庭が羨ましいです。
>もっとも、そんな家庭などほとんどないのかもしれませんが。

はい、私もそう思います。

父の介護で、自分もよく包括の方やケアマネさんに
「サザエさん一家のような家庭なんてないです。」と言っていました。

家族でも(家族故に)意見の相違や感情のぶつかり合いがあって、
揉めたり口論になるのは、多くの家庭でよく有ることと思います。
自分の家族もそれくらいなら良しと思えたのですが、違っていました。

自己愛家族がおこすトラブルは、それとは全く異質なもの。
何度も包括やケアマネさんや役所の介護課・保健課にも、実状を説明しましたが、
結局「それはご家族の問題ですから。」で終わってしまいました。

戸籍上とか血縁関係だけで、家族として縛られるのは辛いですね。
と言って、それを否定すると、とても自分が寂しい人間に思えてくるし、
何故こんな思いを抱かないといけないのかと、いつもいつも堂々巡りです。

でも、欄丸さんでしたか、が書かれていた、
自己愛と離れて得られる「豊かさ」だったかな、
うんうん、ありきたりな穏やかな日常というのか、
そこで得られる安寧というのか、
そう言うのを私も取り戻したいです。
これって贅沢なことじゃないと思うのに。。。

 こゆきりん | 2015.03.09 20:56

たかじんの後妻を後ろで操っているもう1人の自己愛、ありえます。確かXjapanのToshiもそういう組み合わせにしてやられました。もしかしたら真似したのかも?他にも相当数のサクラや役者を仕込んでいるかも。
稼いでる芸能人は常にターゲットにされないように気をつけてはいるんでしょうが、やっぱり後を絶たない。
ちょっと前のオセロの中島もそうでした。

 せんち | 2015.03.10 7:00

*** こゆきりんさん
動きがプロっぽくて、
あの女が全て画策しているとは思えません。
あの女は神輿であって、担いでいる奴が大勢いるはずです。

Comment





Comment