自己愛性人格障害(225) 子供 3 「かまっての合図」
北海道南幌町の事件の続きを書こうと思ったが、 今、書きたい事が溢れているので、別の事を書きたい。 実は、恥ずかしながらボクは小学校高学年までオネショをしていた。 オネショは毎日のことだったので、 布団の下にビニールのシートをひいて寝させられていたくらいである。 ある程度の年齢になっても治らないので、 両親が困って、ボクを連れて病院に相談に行った。 1981年5月の事である。 なぜ1981年5月だと覚えているかというと、 ボクを病院に連れていく「釣り餌」として、 両親が別冊コロコロコミック創刊号を買ってくれた、 その発売月だから(笑) 病院の先生は、ボクに優しく質問をしてきた。 「お父さんは怖く...... read more
自己愛性人格障害(224) 子供 2 「事件」
御嶽山噴火があり隠れてしまったが、 同時期に北海道南幌町で、 女子高生が母親と祖母を殺害した事件があった。 時間の経過と共に、この家族の様子が明らかになってきている。 この事件の舞台となった家族の構成は次の通り。 祖母(71)・・・殺害 母親(47)・・・殺害 長女(23)・・・社会人 三女(17)・・・犯人 両親が離婚しており父親はいない。 次女はその父親が引き取ったため、4人家族である。 高校生の三女が母親と祖母を殺害。 遺体の損傷から激しい憎悪が感じられたという。 逮捕された三女は「躾が厳しかった、この状況から逃れたかった」と供述した。 では、この厳しかった躾はどのようなものだったのか。...... read more
自己愛性人格障害(223) 子供 1 「どっちがかわいい?」
和田慎二の「スケバン刑事」というマンガがある。 今となってはテレビドラマの方が有名かもしれないが、 原作となったマンガはとても面白い。 主人公の麻宮サキには生き別れた妹がいる。 何故か母親は妹ばかりを溺愛し、姉のサキをとことん嫌う。 妹が誤って死んでしまったときには、 母親は姉のサキに向かって「おまえが死ねばよかったんだ!」と唾を吐いた。 「わたしだって母さんの子供ではないのか」と、 サキが涙を流すシーンが印象に残っている。 これがマンガの話だと思ったら、けしてそうではない。 同じ自分の子供でも、愛情に差がある親がいる。 それは連れ子と自分の子といった関係ではなく、 両方自分が産んだにも関わら...... read more
自己愛性人格障害(222) 配偶者 「DV 2」
古くからの友人でシングルマザーがいる。 看護師をしており、 子供を養うために夜勤もバンバン入れているため忙しく、 会うのは年に2~3回だが、 それでも、もう、10年以上の付き合いになる。 看護師という職業は給与が高く、 夜勤などをすれば手当も増えるため、 経済的にも離婚するのに躊躇はなかったという。 離婚をした原因は夫の暴力である。 ただ、不思議なのは、妻に暴力をふるうだけでなく、 子供にも手をあげていたという。 自分だけならともかく、子供に手をあげるとは許せん! ということで 離婚を決意したそうだ。 何でも、子供が出来てから、 妻が自分よりも子供に関心がいった、それが気に入らな...... read more
自己愛性人格障害(221) 配偶者 「DV 1」
最近人気急上昇。 今年の流行語大賞の呼び声高い日本エレキテル連合。 女性コンビのお笑いで「細貝さん」「朱美ちゃん」のコントがウケている。 知らない人は、これを。 年老いた男が、朱美ちゃんというロボットを購入して、 淋しい老後の話し相手になってもらうという設定である。 これ、考え過ぎなのは承知しているが、 なんとなくリアリティがあり過ぎて、素直に笑えない。 「男が老後に話し相手のロボットを購入」という設定が悲しい。 女性は面白いだろう。子供も真似やすいフレーズで大好きだろう。 でも、男にとっては、笑うのに後ろめたい気持ちになるのだ。 ***** このコントの中のセリフ、 「僕は朱美ちゃんの前の...... read more
自己愛性人格障害(220) 家族
実は、先日来からずっと考えていて、 ずっと暗い気持ちになっていたことがある。 すこしづつ、今後、家族のことに触れていかなきゃなあと。 人格障害者ウッキーは、言ってみれば他人である。 だからこそ、ライトな感じで、ユーモア交えて書くことが出来た。 しかし、それはボクが本当の意味で人格障害者の被害に遭っていないからだろう。 深刻な被害に遭われた方は、人格障害の事を考えることすら抵抗がある。 このブログでさえ、フラッシュバックがあって読めないという人がいる。 そして、先日来から書いていた上原の話を姉さんから聞いたとき、 ボクも、初めて、聞きたくない、という感情になった。 これは自分でも驚きであった。 ...... read more
自己愛性人格障害(219) 豹変 5 「脅迫」
さて、しつこいようだが、 姉さんと上原の話の続きである。 上原の怪しさに気付いた姉さんは、ずっと連絡を絶っていた。 しかし、何度も何度も上原からメールが届く。メッセージが届く。 共通の知人を通して連絡をつけようとする。 無視すればするほど、あらゆる手段を講じようと頑張る。 なんとなく嫌われているというのは感じていても、 はっきりさせるまで引き下がらない。 「俺がこんなに何度も連絡するのは、アイツが無視するからだ」 「俺が何度も連絡しているのに無視するとは、アイツはひどい奴だ」 だんだんこんな思考になっていくのだろう。 薄々、嫌われているのは感じていても、 もしかしたらという一縷の望みをかけて、...... read more
自己愛性人格障害(218) お願いはきいてくれて当然
これから書くことは、ボク自身、 まだ考えがまとまっていない事である。 どのように文章にすればよいか悩んでいるが、 確実に、何か心にひっかかるものである。 出来れば、皆さんの意見をお聞かせ願いたい。 ***** 韓国のパククネという大統領がいる。 彼女の父もまた、韓国の大統領であった。 パククネの父、朴正煕(パクチョンヒ)は日本統治時代の朝鮮に生まれ、 日本の陸軍士官学校を卒業している。 大統領に就任し、日韓国交正常化を行ない、 日本からの多額の資金援助の下、 漢口の奇跡と呼ばれる韓国経済の発展を実現させた、有能な政治家である。 朴正煕は、日本統治時代の事を実体験として知っているし、 漢口の奇跡...... read more
自己愛性人格障害(217) 豹変 4 「執着」
昨日、用事があったので再び姉さんと会い、 ついでに 改めて上原の話を聞いた。 というのも、前回は激しい嫌悪感で上原の話を途中で遮ったからだ。 上原が、ボクや姉さんとリアルタイムで付き合いがあった頃から、 かなり怪しい奴だということでネタにはなっていた。 しかし、だんだんネタにするには笑えない事態になってきた。 例えば、上原は周囲の人間に借金をしていた。 おそらく転職を繰り返して、なかなか就職が決まらずお金に困っていたのだろう。 姉さんも、何度か貸してあげていた。 しかし、最初は数千円と少額を借りて、次に会うときにはきちんと返済して、 それが何回か続いたあと、なんと30万円の借金を願い出てきた。...... read more
自己愛性人格障害(216) 豹変 3 「聞きたくない」
ボクの友人で毒親持ちの女の子がいる。 遠野なぎこや小川真由美の娘の本、読み終わったからあげようかと聞いたら、 つらくなるから読む気になれないと言われた。 なるほど、毒親の本を読みたくない、その気持ちがボクにもわかった気がした。 姉さんから、上原の人格障害者っぷりを聞いて、 ボクも、嫌ぁな気分になって、もういいと話を遮らせてもらったもの。 聞いていてつらくて、それ以上、詳細を聞く気になれなかった。 それに、だいたいどんな状況か、聞かなくても手にとるように想像出来たからである。 本当に人格障害者っぷりを聞くと暗鬱な気持ちにさせられる。 ブログにコメントをしてくれる方々の話を読んでも、 今までは、客...... read more
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